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2009年5月18日(月) 19:15 |
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加ト吉元常務、詐欺について無罪主張
会社に約50億円の損害を与えた特別背任や詐欺などに問われている冷凍食品大手「加ト吉」の元常務は、初公判で詐欺などについて争う姿勢を示しました。
特別背任や詐欺などの罪に問われているのは、加ト吉の元常務高須稔被告です。 高須被告は、2006年、健康食品を伝票上だけで売買する循環取引を繰り返し、回収不能になった債権で会社に約50億円の損害を与えた等として特別背任等の罪に問われています。 また、貿易会社の元社長と共謀し、銀行の関連会社から約38億円を騙し取ったとして、詐欺や有印私文書偽造などの罪にも問われています。 初公判で、高須被告は、特別背任については認めたものの、詐欺や有印私文書偽造などについては、貿易会社の元社長が行ったもので共謀にも当たらないとして無罪を主張しました。 来月26日には被告人質問が予定されています。
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