【ソウル西脇真一】韓国忠清南道大田市の忠南大学は18日、獣医学科の徐相熙(ソサンヒ)教授の研究チームが、新型インフルエンザのワクチン開発に成功したと発表した。同大は世界初だとしている。同教授は「政府や全世界の研究機関などの要請があれば、ワクチン製造技術を無償で提供する用意がある」と話しているという。
徐教授らは、米国の疾病対策センター(CDC)から運ばれたウイルスを利用し、15日に人体に影響がなく大量生産可能なワクチンのもととなる株の開発に成功した。
毎日新聞 2009年5月18日 21時42分