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米から入手のウイルス株、ワクチン製造適さず 厚労相明かす

5月12日10時40分配信 産経新聞

 国がCDC(米疾病対策センター)から入手した新型インフルエンザのウイルス株がワクチン製造には適しておらず、まだ製造過程に入れずにいることが12日、分かった。舛添要一厚生労働相が同日の閣議後会見で明らかにした。

 厚労省は新型インフルエンザの確定診断をする目的と、ワクチンを製造するためにウイルス株の送付をCDCに依頼。2日、日本に到着していた。

 ウイルス株は5月末から6月にかけても到着する予定で、舛添厚労相は「(ワクチン製造に)いい株が来ることを期待している」とした上で、「長期的には製薬会社に生産ライン拡大を相談し、世界の人の命を救うと同時に国家戦略にしたい」と展望を述べた。

 ただ、いまだに製造に着手できていない現状に対し、「よそから買うというのも選択肢の一つ」と輸入する可能性も示唆した。

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最終更新:5月12日10時40分

産経新聞

 

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