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『ネトゲ廃人』出版 著者・芦崎治さん 深刻なネットゲーム依存を探る (2/2ページ)
「廃人」とは衝撃的な言葉だが、「ゲーマーのなかでは『あいつはもう廃だから』と、差別的に使われている」と、芦崎さんは言う。
ネットゲーム依存に関してはあまり知られていないのが現実だ。取材の過程でもリアルの現実とゲームの世界のバーチャルな世界の区別が分からなくなるような会話があり、困ったという。ただ、ネットゲームの世界は必ずしも悪いことばかりではなく、「体の不自由な人にとっては、ネットゲームの世界は自由に動ける世界で、そこに生きがいを求めている人もいることも分かった」。
今後、国内でもさらに大きな社会問題になる可能性を秘めていると指摘、「彼らを、現実社会で使えないのか(雇用できないのか)」というのが芦崎さんが彼らに会った率直な感想だという。(松垣透)
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