2009年5月19日7時26分
追突事故を起こして逃げたなどとして、福岡県警は18日、福岡市博多区千代6丁目、朝鮮総連福岡支部幹部の李光鎬容疑者(45)を道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕し、発表した。李容疑者は事故の2時間後に「妻(33)が運転していた」と2人で東署に出頭していた。県警は、李容疑者が「酒を飲んでいたので逃げ、身代わりをさせた」と供述したと説明している。
東署の発表によると、李容疑者は10日午後7時50分ごろ、同市東区箱崎4丁目の国道交差点で、専門学校生の男性(18)のバイクに追突し、そのまま逃げた疑いが持たれている。男性は右足や首などに1週間のけが。
「運転していたのは男」との目撃証言があり、李容疑者が出頭した際に飲酒検査したところ、呼気1リットルあたり0.15ミリグラム以上のアルコールが検出された。その後の捜査で、運転していたのは李容疑者とわかったという。同署は、犯人隠避教唆や酒気帯び運転の疑いでも調べる。