[シネマトゥデイ映画ニュース] 1990年代に人気を博したアニメ『バブルガムクライシス』がシンガポール・日本・カナダ・オーストラリア・中国・イギリスの6か国の共同製作で実写映画化されることが正式決定し、開催中の第62回カンヌ国際映画祭で発表された。
同作品は1987年から1991年に全8巻のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として発売され、アメリカなど海外でも多くのファンを持つ。近未来を舞台に、美女4人によるナゾの集団「ナイトセーバーズ」が、凶暴化した亜人「ブーマ」から街を守るSFアクションだ。
実写版の総合監督は未定だが、映画『スパイダーマン2』でアメリカアカデミー賞視覚効果賞を受賞したアンソニー・ラモニナラ氏がVFXを担当することが決定。3,000万ドル(約30億円)の製作費をかけて中国・オーストラリアで撮影を行い、2012年の公開を目指すという。 現在、キャスティングを選考中で、オーストラリア・カナダのほか、日本からも男女6人の有名若手俳優の起用を考えているという。製作会社の一つ、シンガポールの「AXXISインターナショナル」の担当者は「海外でも人気の高いアニメなので、世界規模のヒットが期待できる作品」とアピールした。(取材・文:中山治美)
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