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台湾 対中融和政策に抗議しデモ 台北などで60万人参加

5月17日23時29分配信 毎日新聞

台湾 対中融和政策に抗議しデモ 台北などで60万人参加
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17日、台北で馬英九総統に見立てた「馬」をたたくデモ参加者たち=AP
 【台北・大谷麻由美】台湾の野党・民進党は17日、馬英九政権が20日で発足1年を迎えるのを前に、対中融和政策に抗議する大規模なデモを台北と台湾南部の高雄で行った。主催者発表の参加者は約60万人。台北の総統府前では17日午後10時(日本時間同11時)から24時間の座り込みを始める。

 台湾各地から台北に集まった参加者は「中国傾斜に反対、台湾を守れ」をスローガンに行進した。民進党の蔡英文主席は「馬英九政権は台湾の経済を主権と引き換えにしている。台湾の運命と未来は中国の手に握られている」と中台関係の急速な接近に警鐘を鳴らした。

 民進党のデモは、中国との経済交流拡大などに反対する昨年10月の60万人規模のデモ以来。夜通しでの座り込みは93年以来となる。

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最終更新:5月17日23時29分

毎日新聞

 

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