2009-04-19 17:49:49

プライド時代の光と影14

テーマ:ブログ
久しぶりに社長とお会いする事になった俺。

社長がJロックを辞めてもらうつもりでいたのを知っていたし、俺もこれ精神的にも限界か来ていた。

社長が「これからの事をどう思ってる?」と聞かれてきたので

「もうこれ以上 社長にご迷惑はおかけできません。」と答えた。
社長が辞めてもらう、と言っていたのを知っていたし 社長にも限界があると思ってそう答えた。
すると社長俺の言った言葉にうなずかれて「おまえはね 本当に日本でもトップの選手だし 誰かに負けたからとか 実力がないからとかで辞めてもらうんじゃないよ。 俺とおまえは物事を建設的にやっていく事が出来なかった。 それが致命的だったね。」と。

社長の言われた通りだった。 何にしても俺と社長の間に入ったマネージャー3人は全員辞めていった。 今でも付き合いがある人もいるが 相当辛かったらしい(笑)

実は1ヶ月前ぐらいから 辞めた後の進路を考えていた時に吉田道場で教えていた子供の親御さんの縁で なんとなくイメージが出来ていた。そこで近寄ってきたのが もう最悪な人間と後から気付くのだが 俺は新天地があると思って 選択を誤る事になるんだよね。その話は第2章で。

そして社長はこうおっしゃった。
「これから先 どこか違う事務所に行っても ウチ以外からは絶対にプライドは出さないよ。 ウチの立場がなくなるからね。 でも ヒーローズは紹介するよ。 高瀬がヒーローズに出たら面白いと思うしね。」
プライドに出さないよというのは この世界では当たり前で芸能界でも良くある事。予想内だったがヒーローズを紹介するよ。 というのはちょっと予想外だった。
社長は社長なりに 自分に情けをかけて心配してくださっていたのだ。しかしその時近づいてきていた ある男に 「ウチくれば会長がヒーローズなんかもすぐあげてくれるし、何も心配いらないから」と言われていた俺はその言葉を信じてしまっていた。最初からこの男が後々大問題を起こす最悪の人間だという事がわかっていれば…

俺は この時人生の選択を過ったのかもしれない。

続く

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