2009-04-14 15:25:38

プライド時代の光と影パート8

テーマ:ブログ
はは 結構知人の方々から好評を得ているこのシリーズ(笑) 話の誇張もないし作り話でもない真実です。


次の武士道が決まり 相手はクリスブレナンというアメリカでは間違いなく当時はトップファイターだった選手だ。
当時上から言われていたのは
「判定は絶対にダメだ。どんなに押していても判定はダメ」というプライドの方針。
判定はダメだって…(笑)ん? ある時期から“判定上等”になってませんでしたっけ……?
相手のクリスブレナンは基本グラップラーだがアメリカのキングオブケージでハイキックで相手をKOしていたのでハイだけ気をつけて 寝技の攻防では100%負けない事はわかっていたのだが 2連敗していたので 試合前に高田さんからも 「今回は落とすなよ!」と言われていたような試合だった。
マッハ戦の後 吉田道場で練習していた事もあって タックルだけでなく 組んでからの柔道技を意識してやるようになったのだが これがトントンビョウシに上手くいき カズからも教えてもらい 練習で内股や小外などがバンバン出来るようになった。
そしてクリスブレナン戦でもその成果は見事に結実したのだが 極めにいくのをちょっと躊躇してしまった。 2連敗していたので 「絶対に勝たなきゃ」という気持ちが強く 練習のようにガンガン極めにいけなかった。 しかし2回チャンスを作り しかも2回目のアームロックは完全に極めたのだが、腕がえげつないとこまで曲がってるのにタップしないクリスを見て パッと放してしまった… 気持ちが甘いね。
んでまぁ寝技で圧倒して勝てたのだが なんとか次につながったと思って本当にホッとしたのを覚えてる。 試合後のマイクで 社長や榊原さんにお礼を言ったっけ。 まぁ今更ヨイショしても遅いよって感じだったけどさ(笑)。
そして試合後のプレスルームで俺は つながった安堵感と試合後の興奮で馬鹿な事言っちゃったんだよね…

続く

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