2009-05-17 00:08:15

格闘界の光と影14

テーマ:ブログ
また数字間違えたよ…13ていう数字大嫌いなんで14です(笑)

神からの救いの手…
は大袈裟かな(笑)。 でも その話しを聞いた時はそう感じた。

それはある知人を介して再びお会いした元プライド統括本部長の高田さんの活躍されている“ハッスル”のお話しだった。
高瀬をハッスルで使ってやって下さい。と知人の方が仲の良い高田さんにお願いしてくださったのだ。 何回か知人の方が押して(俺の知らないところでも(笑))くださり、高田さんと 世田谷のとある店でご一緒させて頂いたのだ。

自分が店に行くと 高田さんは既に酔われていてお店の常連さんや若いお客さんを巻きこんで 大盛り上がりだった。
さすが高田さん、 もうトークが止まらない。 ただでさえ人を惹きつけるオーラがあるのに、プライド時代のマイクまで飛び出し、周りはもうプライドの観客ばりに盛り上がっている。
締めの

「出てこいやああっ!!」
もズバリ決まり、文句なし。

そこで高田さんに知人が話をし始めた。
「高田さん、高瀬ハッスルでお願いしますよ!」
高田さんは
「おまえ やる気あんのか!?」
とおっしゃった。

自分はハッスルには前々から出れたらいいなぁと思っていたので

「はい!」

と即答した。

そこで高田さんは思いがけない事をおっしゃった。

「ハッスルやるなら、総合と二足の草鞋は無理だよ!?」


俺は 内心、戸惑った。 当時は総合も全く決まらなかったし、もう諦めかけていたのも事実だった。

諦めかけるという事は未練がある。という事だ。
試合をしたくても当時は何故か全く決まらない。しかし後々色々な事が明らかになるのだが。 だから、総合を諦めるしかない状態だった。

高田さんはそう言うと、またお客さん達と盛り上がるのだった。

俺は酒を飲みながらもどこか複雑だった。

知人からは ハッスルに専念した方が名前が売れるから と言われた。
確かに名前は売れるけど… 俺はその日、高田さんとメールアドレスを交換させて頂いた。

その日から毎日、悩んだ。会社とは契約も終わりそうだし、向こうも試合を取れないのに再契約するつもりはないだろう。
と その前に 会社の社長と契約についての話しをした時の事を書こう。

人の良い社長が一生懸命“俺達は悪くない発言”をしてくるのだ。

その内容は 余りにも苦しく、浅はかなモノだった。


続く

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