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【新型インフル】高校生らカラオケボックスに列 店長は困惑 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
大阪、兵庫の多くの小中学校、高校などが休校になった18日、関西の繁華街では平日にもかかわらず、カラオケ店に高校生らが殺到。外出を控えるよう求められていたが、生徒らの本音は「家ではやることがない」。店は大盛況だったが、店長からは「遊ぶための休みではないはず」と心配の声も。一方、カラオケボックスを展開する会社の半額セールには高校生らが長蛇の列をつくったため、急遽(きゅうきょ)、休校した学校の生徒を利用禁止にする一幕もあった。
この日、午後から休校になり、同級生と大阪・ミナミのアメリカ村を歩いていた大阪市北区の市立高校2年の女子生徒(17)は「休校はうれしいけど、夏休みが減ったら最悪」。担任からは外出を控えるよう指示されたというが、「家に帰ってもやることがない。これからみんなでぶらぶらします」と所在なげだった。
アメリカ村付近のカラオケ店では、平日にもかかわらず高校生らで通常の数倍のにぎわい。男性店長(32)は「普段の4倍ほどの高校生が来た。でも遊ぶための休みじゃないし…」と複雑な表情。店から出てきた同市西区の市立高校1年の女子生徒(16)は「明日から中間テストだったけど、来週に延期になった。今日だけ遊んで明日から勉強します」と笑顔で話した。
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