粕屋署が開設15周年を記念して16、17の両日、地域との連携強化を目的に住民向けのバザーや講演会などを署敷地内で開く。
イベントは16日が午前10時~午後1時、17日は午前9時~午後4時。署員の自宅に眠る骨とう品など「お宝」を展示するユニークな文化展の他に、子供向けのミニ白バイ乗車▽鑑識係員と一緒に指紋採取▽似顔絵捜査官が来場した子供たちの顔を即興で描く--など警察ならではのユニークな体験コーナーがあり、家族で楽しめる2日間になりそう。洋服・日用品バザーの収益金は交通遺児育英会に寄付される。
粕屋署の管轄地域は、もともと東署の管内だったが、人口の増加とともに交通量や犯罪発生件数が増えたため、94年3月に粕屋町など1市7町を管轄する警察署として発足した。現在は署員約300人態勢で住民の安全を守っている。【近松仁太郎】
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2009年5月15日 地方版