警視庁、ひったくり事件の急増を受けて東京・江戸川区で模擬訓練 注意呼びかけ
東京都内でひったくり事件が急増していることを受け、警視庁は11日、東京・江戸川区で模擬訓練を行い、注意を呼びかけた。
警視庁の山下史雄生活安全部長は「皆さん方としっかり協力をさせていただいて、ひったくりの撲滅を図りたいと思っております」と語った。
都内では、2009年に入って、ひったくり事件が2008年の1.5倍にあたる961件発生している。
中でもバイクに乗った犯人が、自転車のかごに入ったバッグをひったくる被害が最も多く、その様子が実演された。
警視庁は、予防策として、自転車のかごに設置する「ひったくり防止ネット」を配布し、道路と反対側にバッグを持つよう呼びかけた。
(05/12 01:04)