「3人陽性」は詳細検査 都、感染の早期探知で東京都は18日、人から人への新型インフルエンザの感染を早期に見つけるため、都内の病院や学校で3人以上のA型陽性患者が出た場合、渡航歴の有無や確定患者との接触の可能性にかかわらず、詳細(PCR)検査を実施すると発表した。 都によると、対象は(1)病院で38度以上の発熱などがある入院患者と医療従事者が3人以上(2)学校で1つのクラスやクラブで同様の症状がある生徒が3人以上-の場合で、いずれも簡易検査でA型陽性が出れば、PCR検査の対象とする。 また都はこれまで米国やメキシコなどまん延国への渡航歴がある人を発熱外来の受診対象としていたが、新たに兵庫など関西の確定患者と接触した可能性のある人も対象に広げ、発熱外来で簡易検査を実施。A型陽性の人は詳細検査をする。 都は保健所の業務を国内感染探知に振り向けるため、米国やメキシコからの帰国者を対象に継続的にしていた健康観察を帰国後の1回とし、後は自己申告とする。 【共同通信】
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