あらすじ
左から、向井 理、要 潤、瀬戸康史、堀北真希、レイザーラモンHG、江口のりこ
千里(堀北真希)は、大蔵家長男の風(要潤)から、半ば強制的に恋人役を務めるよう頼まれる。女性関係でトラブルを起こしていた風は、千里に恋人役を演じさせることでピンチを切り抜けようとしていた。母親十カ条をクリアしなければならない千里は、恋人役を務めればトリックハート城に戻ってくるという風の言葉を信じて、それを承諾した。ところが、風にはなんと27人もガールフレンドがいるのだという。千里は、急きょ設置された謝罪会見場で、やってくる風のガールフレンドたちに頭を下げ続ける。そのころ風は、千里の部屋を物色していた。三男の翔(向井理)は、そんな風の本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。一方、次男の猛(岡田義徳)は、バイク便の社長から頼まれたアタッシュケースを指示された場所に届ける。どうやらそこは、大物政治家の家らしい。猛は、応対したSPに、アタッシュケースの中に入っていたダイナマイトを使ってしまったと告げる。だが、SPは、ダイナマイトなど頼んでいない、という。実は、中身をすり替えたのは響子(高島礼子)だった。そんな中、風と翔は、千里の部屋にある恐怖時計の中から鍵を発見する。風のガールフレンドたちの真剣な思いを知った千里は、同席もせずにいい加減な態度をとる風に怒りをぶつける。すると風は、新造の本当の顔も知らないくせに母親づらするな、と千里に言い放つ。