あらすじ
左から、天海祐希、志田未来
大澤絵里子(天海祐希)は、英明女子学院の教師殺害事件を担当することになる。死亡したのは体育教師・増岡剛で、頭部に打撃を受けていた。
現場に凶器など一切の遺留品がないのを見た絵里子は、犯人は頭がキレ、几帳面で粘着質な性格だと推測。対策室の木元真実(戸田恵梨香)、山村啓輔(温水洋一)、片桐琢磨(玉山鉄二)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)らに捜査の指示を出すと、英明女子学院へ向かう。
学校の入り口で女子高生・石原由貴(志田未来)と会った絵里子は、自分を瞬時に刑事だと見抜いた由貴が気にかかる。
そんな中、かつて増岡と交際していたという由貴に、絵里子は事件当夜の行動を尋ねる。由貴は塾の自習室にいたと言うが、アリバイは証明されない。
関係者の中で、唯一アリバイが証明できない由貴。絵里子は、野立信次郎(竹野内豊)の承諾を得て、由貴を取り調べる。
同じ頃、増岡の同僚の教師・二宮奈津子(西山繭子)の自宅付近から、凶器などが発見される。事情を聞かれた奈津子は、増岡との交際は認めるが、殺人は否定する。
科捜研の奈良橋玲子(吉瀬美智子)は、遺体から日本では入手が難しいマニキュアの成分が検出されたと報告。さらに、そのマニキュアを扱っている輸入雑貨の顧客名簿に奈津子の名前が見つかる。状況証拠は奈津子が犯人だと示すが、絵里子は真犯人は別にいると感じていた。そんなとき、由貴のアリバイが証明されたと聞き絵里子は…。
番組紹介
ちょっとイイ感じのメンバーたちが、
オシャレで、キレイで、カッコよくて、
恋愛やファッションやグルメの話ばっかりしながらも、
悪い奴だけは決して許さなくて、
難解な事件をキッチリと解決していく……
「ポップでキャッチーで、本格派」
新しい刑事ドラマの誕生です!
百年に一度と言われる世界的な大不況の中、ここ日本でも、これまでに例を見ないほど、犯罪率は悪化の一途をたどっている。
テレビのニュースでは、毎日のように新しい殺人事件が報道され、毎日のように誰かが誰かを殺している。
それが、2009年の、この国の現状なのだ。
犯罪件数の飛躍的な増大は検挙率の低下にもつながっていく。
このままでは…。
警察の威信にかけてもなんとかしなければならない。
いや、むしろ、少なくとも何か対策を練ったというフリだけはなんとしてもしなければならない…!
それも、なるべくなら、目立つ形で……。
そんな、警察官僚上層部のヨコシマな思惑のもと、大不況の影響による凶悪犯罪の多発化に対する対策案の切り札として、新たに設置されたのが“捜査一課特別犯罪対策室”。マスコミの注目をより集めるためにそのトップに据えられた美人の女性キャリア(天海祐希)。かつて男のためにキャリアの地位を棒に振り、組織の秩序を乱す人間として警察幹部から目をつけられている彼女がなぜ?
「検挙率の落ち込みをかんがみ、硬直化した警察組織の枠を取り払い、従来のセクショナリズムにとらわれることなく広域捜査を行う画期的な新セクション!」
……というのは、完全に表向きだけ。
……実際に集められたのは、捜査の腕に覚えはあるものの、それ以前に問題ありまくり欠点ありまくりで警察という「組織」からハミ出てしまった、「訳アリいわく付き」の問題刑事ばかり…!
定時に帰宅。休日呼出は断固拒否。でも仕事はできるクール過ぎる割り切る刑事、
どうしても朝起きられないために社会人失格を言い渡された元科学捜査官の博学美少女刑事、
何一つできやしないのにやる気だけが無駄に満々なド新米刑事、
解剖の腕は超一流なのだけどどこかおかしい謎だらけの美人監察医、
いつもヘラヘラしてるが私生活はドロドロ、そのせいで仕事もトホホな中年刑事、
「女に刑事が務まるわけない!」と言い切る昔かたぎの頭の固い昭和の生き残り刑事……
成果などもともと期待していない。
ただ、「ちゃんとやってるでしょ?」という姿勢を国民に見せるためだけを目的として、そこで実績を上げられない女性キャリアを組織から追いやるために……。
……こんな「はみ出し刑事たち」を部下に従え、猟奇犯罪や無差別殺人などの難事件を担当していく新米“BOSS”。
うわさでは腕は立つらしいのだがどう見てもやる気なさそうな部下たちの扱いに悪戦苦闘しながらも、時に脅し、時になだめながら、上司として巧妙に彼らの長所や得意技を導き出し、難事件の解決に向けて捜査を進めていく。
やがて、そんなイビツなメンバーたちにも連帯感が生まれていき、いつしか彼らは立派な「犯罪捜査チーム」となっていく……。
連続殺人事件や無差別殺人事件など、普通の刑事捜査では難航しかねない難事件を解決に導く“鍵”となるのは、「頭でっかちで現場を知らない」と揶揄されながらも厄介払いのために行かされた米国研修でこっそり身に付けてきたFBI仕込みのテクニックを数多く隠し持っている“BOSS”と、警察中から「あいつは使えない」と宣告されて彼女の元にやって来た“部下たち”が繰り出す超最新科学捜査技術や、特殊捜査班仕込みの日本人離れした華麗な銃さばきなど…周囲をあっと言わせるスーパーテクニックの数々!
コメディーだけど、本格派。
ポップでキャッチーだけど
「事件解決」は真剣。
頭脳明晰、めちゃめちゃキレる、仕事もできるイイ女。
日本警察史上初の女性警視総監も狙える逸材と噂される、スーパーキャリアウーマン。
それが、このドラマの主人公。
だけど、中身は、普通に結婚願望の強い独り身女性。
犯人の心理はわかるけど、男心はわからない。
ずっと警察官僚としての出世一筋で生きてきたせいで、まともに結婚を意識した恋愛をできた試しがない。
そんな、ちょっと特殊なキャリアウーマンである彼女が、犯人逮捕よりもお洒落やデートのことばっかり考えているイケメン刑事や、やる気も知識もあるけど残念なくらい社会人不適合な若手女性刑事など……
欠陥だらけの札付きの「困った刑事たち」が集まる新設部署の“BOSS:ボス”に就任することになった。
そんな彼らが一つの「特殊犯罪捜査チーム」となって、あーだ、こーだと恋愛話やらファッションの話やら、事件に関係のない会話を無駄話的にしながらも、同時に犯人の心理を読み解き、犯人が仕掛けたわなを華麗にすり抜けながら、結果的に見事に難解な殺人事件を鮮やかに解決していく…!!
世界的ヒットを飛ばし続ける海外刑事ドラマのように事件モノの世界を軽やかかつスタイリッシュに描く、ポップでハードで、そして最後は胸がスカッとする……
「共感できる女性キャラ+カッコイイ男たち」で贈る今までに見たことあるようで見たことのないドラマ……
「女性が見たくなる“本格刑事ドラマ”」がフジテレビ木曜10時に誕生します!
キャスト
大澤絵里子 … 天海祐希
野立信次郎 … 竹野内 豊
木元真実 … 戸田恵梨香
花形一平 … 溝端淳平
奈良橋玲子 … 吉瀬美智子
岩井善治 … ケンドーコバヤシ
山村啓輔 … 温水洋一
片桐琢磨 … 玉山鉄二
スタッフ
■脚本
林 宏司
■脚本協力
高山直也
■演出
星野和成
■プロデュース
村瀬 健
三竿玲子
■音楽
澤野弘之
和田貴史
林 ゆうき
■制作
フジテレビドラマ制作センター
楽曲情報
■主題歌
Superfly(ワーナーミュージック・ジャパン)
『My Best Of My Life』
フジテレビミュージック
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