あらすじ
横浜を舞台に、2年近くにわたり取材を続けた「横浜サイエンスフロンティア高等学校」誕生物語をお送りする。
1人の公務員の男が高校開設のために呼び寄せられる。彼は公務員としての常識を超える働きをした。彼はさらに、常識はずれの人呼んで「サムライティーチャー」教師を集め、力を合わせ今までにない学校を誕生させるべく奮闘するのだった。
番組では2年近くにわたり彼らに密着、皆で力を合わせ苦難を乗り越えていく姿をつぶさにお届けする。
2009年の横浜開港150周年に合わせ科学技術高校を完成させようというプロジェクトが2003年にスタートしたものの、計画は思うように進まなかった。2009年まであと2年、というところにきて、ある1人の男が横浜に呼ばれた。男はいきなり2009年までに科学高校を作ることを言いわたされる。既に膨大な予算が用意されており、もう後戻りはできない状態。悩む間もなく男は、常識にとらわれない学校作りにむけ作戦を立てていく。
学校の名前を考えるところから見直し、校長を選ぶ際には、なんと学校関係者が接触することは御法度と思われている私塾に乗り込み、評判の校長に関する情報を聞き込みに行くなどなど、常識破りの行動をとる。評判の先生を集め、ヒットメーカーに校歌を依頼するなど学校作りに皆で力を合わせまい進していく。
個性的な先生を起用していることに感銘した荒俣宏は、「日本は『オタク』的な人の活用がへたなのですが、これはいいですね」と個性的な先生が生き生きと学校作りに向き合っている姿に拍手を送る。小倉智昭は「もともと理系は好きだったのに、数学はとにかく覚えろ、と押しつけられ説明してもらえなかったことから理系を嫌いになった」と語るとタモリも「ぼくも!」と賛同。小倉は「(そうでなければタモリさんと僕と)2人でノーベル科学賞とっていたかもしれませんね」と盛り上がる。スザンヌは「2桁のかけ算でつまづいたので」と言いつつ、「頭じゃなくて体で感じて学んでいく学校があったらいいな」と提案。松下由樹は、お菓子を自分で持ってきて一緒に食べながら話をした先生の思い出を語るなど、良い先生とはどのような先生かを大いに語り合う。