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新型インフル 韓国がワクチン開発に成功か 

5月18日19時37分配信 産経新聞

 【ソウル=水沼啓子】韓国の聯合ニュースは18日、忠南大学(忠清南道大田市)の徐相煕教授・研究チームが新型インフルエンザのワクチン開発に成功したと報じた。研究チームは「米国内にワクチンがないことが確認されたので、世界初の可能性が高い」としている。

 聯合ニュースによると、研究チームは今月4日に米疾病対策センター(CDC)から送られた標準ウイルスを利用して開発に取りかかり、15日に大量生産が可能なワクチンのもととなる株の開発に成功したという。

 研究チームが、このワクチン開発をCDCに連絡したところ、CDC側は「たいへん重要な開発」とし、研究チームにワクチンの株を提供するよう正式に要請してきたという。

 徐教授は聯合ニュースのインタビューに対し、「新型インフルエンザは今秋、全世界的に流行する可能性が高い。今度開発されたワクチンの場合、秋くらいには市販が可能とみられる」とし、「4カ月以内に人用のワクチンを大量生産し、全国民に接種すれば(一般的な)インフルエンザの水準ぐらいに被害を抑制できる」と話している。

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最終更新:5月18日20時9分

産経新聞

 

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