2009年5月18日 18時53分更新
新型インフルエンザの感染の広がりを受けて、県内の学校では感染者が確認された神戸市への修学旅行などを延期するところも出ています。
岡山県教育委員会は18日、県内のすべての公立学校について、新型インフルエンザの感染が確認された神戸市への修学旅行や校外学習の実施状況を調査しました。
それによりますと、修学旅行や防災学習などで神戸市を訪れたか訪れる予定の学校は合わせて37校で、このうち、小中学校と養護学校など合わせて10の学校が今後、予定されていた修学旅行や校外学習の中止や延期を決めました。
また、岡山市や笠岡市などの小中学校と高校のあわせて6校が今月すでに、神戸市を訪れています。
これらの学校では、児童や生徒にインフルエンザの症状は出ていないため自宅待機などの措置は取っていませんが、健康状態の変化に注意を払っているということです。
岡山県では引き続き、私立学校の修学旅行の状況の調査も進めています。