岡山放送局

2009年5月18日 18時53分更新

赤磐市の私立中・高校が休校


新型インフルエンザの感染の広がりを受けて、感染者が確認された大阪などから通う生徒がいる赤磐市の私立中高一貫校、岡山白陵中学校と高校は、18日から7日間休校にすることを決めました。

学校によりますと、全校生徒974人のうち、317人が大阪府や兵庫県から毎日通ってきているということです。

このため、学校では登下校の際の感染を防ぐとともに集団感染の防止につなげようと、18日から今月24日までの7日間、休校にすることを決めました。

生徒は18日朝は通常通り登校しましたが、休校の決定のあとすぐに全員を帰宅させ、今のところ、熱やせきなど感染が疑われる症状のある生徒はいないということです。

学校では生徒に自宅で待機するように指導していて、今週、予定していた中間テストは延期することにしました。

岡山白陵中学校・高校の山本隆文校長は「生徒には体調管理に十分注意するよう家庭を通して呼びかけていきたいと思います」と話していました。