2009年5月18日 18時53分更新
神戸と大阪で新型インフルエンザの感染が確認されたのを受けて、18日、岡山県警察本部では緊急の対策会議を開き、警察官への感染を防ぐため、マスクなどが入った防護キットを活用するよう指示しました。
会議では警察本部の幹部らおよそ40人が出席し、はじめに江原伸一本部長が「隣の神戸で感染者が確認され県内でも予断を許さない状況だ。日常業務に支障をきたさないよう体制を整えていきたい」とあいさつしました。
県警では警察本部と22の警察署に新型インフルエンザの感染を防ぐためのマスクやゴーグルが入った「防護キット」あわせて2600セットの配布を進めていて、会議では県内で感染が確認された場合、付近の警察官は防護キットを活用して二次感染を防止するよう指示が出されました。
また万が一医療機関などでトラブルや混乱が起きた場合は、要請に基づいて警察官を派遣することなどを確認しました。
岡山県警察本部の江原伸一本部長は「県や関係機関と緊密に連携をとって万が一に備えたい」と話していました。