県内ニュース

イブニング・シックス

窃盗で再逮捕の男 余罪50件300万(05月18日)

窃盗の疑いで逮捕されていた矢吹町の男が、福島と栃木で、他に50件ほどの犯行を繰り返していたことがわかりました。栃木県内の民家から現金などを盗んだ疑いで逮捕されていた、矢吹町の無職円谷(つむらや)富男(とみお)容疑者は4年前の7月、矢吹町の女性の家から携帯電話などを盗んだ窃盗の疑いで、きょう、再逮捕されました。これまでの警察の調べで円谷容疑者の車の中からは、被害品と見られる通帳やパスポートのほか、女性用の下着などが見つかっていて、余罪は福島と栃木の両県でおよそ50件、被害総額は300万円に上ることがわかりました。円谷容疑者は勤務していた会社が休みの「水曜日」に犯行を繰り返していたと見られ、取り調べに対し、「借金返済のために金が欲しかった」と話しているということです。

リサイクルを適切に 工事現場でパトロール(05月18日)

建設リサイクル法にもとづいて建築廃材が正しく処理されているかどうかを確認する全国一斉のパトロールがきょうから始まりました。このパトロールは建築廃材が正しく処理されているかどうかを確認するため毎年この時期に行われています。郡山市では出発式を行ったあと職員が建設中のマンションの工事現場に向かいました。8年前に施行された建設リサイクル法では一定規模以上の建築物の解体工事や新築工事を行う際、現場で廃棄物の分別を行い再利用できる状態にすることが義務付けられています。職員は、コンクリートや木材などがきちんと分別されているかやどこの処理施設に運ぶことになっているかなどを確認しました。郡山市では、今週中に20か所でこの抜き打ちのパトロールを行うことにしています。

3億円の夢…ドリームジャンボ宝くじ発売(05月18日)

一等前後賞あわせて3億円が当たるドリームジャンボ宝くじがきょう発売されました。大黒さまの宝くじで知られる、いわき市の「平一町目宝くじセンター」では発売を前に神事が行われ高額当選を祈りました。窓口には朝5時から並んだ人もいて販売が始まると夢を追い求める人たちが次々とくじを買い求めていました。今年のドリームジャンボは一等の2億円が27本、二等の1億円が81本で全国で合わせて108人の億万長者が誕生します。また去年に引き続き一等の100万円が9000本当たる「ミリオンドリーム」も同時に販売されています。「ドリームジャンボ」と「ミリオンドリーム」は、どちらも1枚300円で来月5日まで販売され、抽選は来月16日に行われます。

タミフルを予防薬に 保健所に百人分を備蓄(05月18日)

一方、インフルエンザの治療薬「タミフル」を症状が出る前の予防用として使うため県は、県内の各保健所に100人分を配りました。郡山市ではきょう、2回目となる新型インフルエンザについての対策会議が開かれました。この中では職員に多くの欠勤者が出た場合市民の生活に影響を与えないよう、業務に優先度をつけることを確認しました。一方、保健所ではおとといからインフルエンザの治療薬「タミフル」100人分、1千カプセルを備蓄しています。これは通常、治療用として処方する「タミフル」を予防用として使うため県が各保健所に配布したものです。「タミフル」は症状が出る前に飲むと予防薬としても有効で保健所では今後感染者が出た場合、「濃厚接触者」などに処方することにしています。

関西方面へ修学旅行 教委が学校の把握急ぐ(05月18日)

県教育委員会は、大阪と兵庫で新型インフルエンザの感染が広がっていることから、最近、修学旅行で関西方面に行った学校の把握を進めています。県教育委員会のこれまでの調べによりますと先週、県内の複数の中学校が兵庫や大阪を含む関西方面に修学旅行に出かけたことが分かっています。いずれの学校もすでに旅行を終えて戻っていてこれまでのところ、健康に異常を訴えた生徒は確認されていないということです。それぞれの中学校では念のため1週間から10日程度、修学旅行に参加した生徒の健康状態を観察することにしています。また、教育委員会では県内の学校に対して手洗いやうがいなどの予防策を徹底するとともに、生徒や児童の健康状態の把握につとめるよう呼びかけることにしています。

新型インフルエンザ 発熱外来を増設へ(05月18日)

新型インフルエンザの感染拡大を受け県は、感染の疑いがある人の診察にあたる「発熱外来」を現在の16か所からさらに増やす方針を明らかにしました。「発熱外来」はこれまで県内16の医療機関に設置され感染の疑いがある人の診察を行ってきました。しかし県は態勢を強化するため今後、7つの地域ごとに地域医療会議を開いて「発熱外来」の増設を進める方針です。一方、県内9か所に設置されている電話窓口では国内での発生が確認されてから相談が増えています。きょう正午までに寄せられた相談は120件で国内感染が確認される前の先週金曜日と比べておよそ20倍に増えました。内容は新型インフルエンザの症状に関するものが目立ち、最近、海外に渡航をしていない人からの相談がほとんどだということです。

資材置き場で不審火 福島市上名倉(05月17日)

昨夜、福島市で資材置き場を焼く火事があり、警察は不審火と見て調べています。火事があったのは福島市上名倉(かみなぐら)の資材置き場で、きのう午後9時ごろ、火が出て平屋の建物およそ150平方メートルを全焼したほか、中にあったタイヤおよそ50本と材木700キロを焼きました。この火事によるケガ人はいませんでした。目撃者によりますと火は当初、建物の外に積んであったタイヤから出ていたということです。現場には、火の気がないことから警察では、不審火と見て調べています。