感染の学校、職場、地域が拡大 国内で135人に大阪府と兵庫県で発生した新型インフルエンザの国内感染で18日、新たに大阪府立柴島高校(大阪市)と同春日丘高校(茨木市)で生徒の感染が初めて確認された。国土交通省・豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)で働く委託会社の30代男性社員の感染も判明。神戸市では5歳男児や60代男性が感染した。 新たに感染者が見つかる学校や職場、地域が次々と表面化し、年齢層も拡大。休校など市民生活への影響もさらに広がった。 厚生労働省などによると、18日は2府県で新たに39人の感染を確認。成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせ、国内で確認された感染者は計135人となった。 大阪府の橋下徹知事が18日未明、新型インフルエンザの「流行警戒宣言」を出したことなどを受け、府内では私立も含めて休校となる小中高校や大学、幼稚園が全域で拡大。兵庫県内も全域で休校が始まった。 兵庫県西宮市の職業体験型テーマパーク「キッザニア甲子園」が19日から1週間の臨時休業を決めた。 発熱やのどの痛みなどの症状を訴え、医療機関で受診したり、入院したりする人も増えている。2府県ではインフルエンザ症状を訴える人が相次ぎ、本格的な流行が始まった可能性がある。 【共同通信】
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