スリランカで四半世紀にわたって続いていた内戦が、事実上終結しました。
スリランカで続いていた反政府武装組織LTTE=「タミル・イーラム解放のトラ」と政府軍との内戦で、LTTEはインターネットのウェブサイトを通じて「これ以上、同胞の犠牲者を増やさないために銃を置く」と敗北を宣言、街中には事実上の内戦終結を喜ぶ市民の姿が溢れました。
また、これに先立ち、スリランカ国防省は、LTTEによって「人間の盾」にされていた6万人以上の市民を解放したと発表しました。16日にはラジャパクサ大統領がLTTEの制圧を宣言していて、これで25年以上続いてきた内戦が事実上終結したことになります。
政府は、LTTEの最高指導者・プラバカラン議長の行方を追っていますが、他の幹部と集団自殺を図ったとの情報もあり、確認を急いでいます。(18日09:14)