2009年 5月 17日
坂出市長選挙で綾氏が現職破り初当選
任期満了に伴う、坂出市長選挙の投票が17日行われ、即日開票の結果、無所属新人で前の市議会議長、綾宏氏(56)が初当選を果たしました。投票率は63.06%。

新型インフルエンザ感染拡大、各地で対応
関西地方で新型インフルエンザ感染が拡大しています。岡山・香川でも各地で対応に追われています。岡山市役所では17日、緊急の対策本部会議が開かれました。会議ではこれまで、午後9時までだった発熱相談センターの相談受付時間を深夜0時までに延長することを決めたほか、感染拡大防止のため、岡山市保健所でDNAを使ったPCR検査が実施できるように体制を強化したことが報告されました。教育の現場ではすでに影響が出ています。香川県では丸亀市が城坤小学校など2校と三豊市の小学校7校が関西方面への修学旅行の延期を決めました。岡山県でも18日以降、関西方面への修学旅行を予定している、岡山市の小学校6校が延期を検討しています。また、高松市のバス会社では17日から神戸方面に向かう高速バスの運転手に対してマスクの着用を指示しています。マスク着用を始めたのはJR四国バスと四国高速バスの2社です。高松駅前の切符売り場では利用客の新型インフルエンザ感染を防ごうと消毒液が用意されました。岡山駅では県の職員など9人が市民にチラシを配り体に異変を感じたら発熱相談センターに連絡するよう呼びかけました。

小豆島で街路樹のオリーブ折った男逮捕
香川県の小豆島で街路樹のオリーブの枝を折ったとして、無職の男が警察に現行犯逮捕されました。現場付近ではオリーブの枝が切り落とされる被害が相次いでいて、警察で関連を調べています。器物損壊で現行犯逮捕されたのは、香川県土庄町の無職、山川弘史容疑者(62)です。警察の調べによりますと山川容疑者は17日、午前7時50分ごろ香川県土庄町で県が管理する街路樹のオリーブの枝を折っていたところを警戒中の警察官に見つかり現行犯逮捕されたものです。現場付近では今年3月下旬ごろから街路樹のオリーブの木、約100本が枝を切り落とされる被害にあっていたことから警察が捜査していました。警察の取り調べに対して山川容疑者は容疑を認めていて、「今回の件以外にもオリーブの枝を折ったことがある」と供述しています。警察で関連を調べています。

マスカット初出荷
岡山県を代表する初夏の味覚、マスカットオブアレキサンドリアの出荷が17日から始まりました。マスカットオブアレキサンドリアは、スッキリした甘さと上品な香りが特徴で、果物の女王とも呼ばれています。総社市秦の集荷場には市内の農家が温室栽培したマスカット約1.2トンが集められ、検査員が房の形や色付きなどをチェックしていました。原油価格高騰の影響で栽培を始めたのが遅れたため、去年より11日遅い初出荷です。JAによりますと17日は総社市や、倉敷市船穂町などから約2.5トンが初出荷され、18日には全国のデパートなどの店頭に並ぶということです。