新型インフルエンザの国内二次感染問題で17日、兵庫県に加え大阪府でも高校生の感染が確認されるなど、高校生や教員ら国内の二次感染者は新たに44人増え、計52人になった。ほかに大阪府内の6人の感染が濃厚で、関西地方で流行が急拡大している。厚生労働省は「流行は学校中心で地域でのまん延ではない」としつつも「感染力は強い」と警戒を強めている。
流行状態の把握や感染拡大防止のため、厚労省は患者の感染経路や接触者の調査を進めている。
新たに感染が確定したのは大阪府内が高校生11人、兵庫県内が県立高校の生徒や教員、母親、高等専門学校生と大学生の計33人。(17日 22:51)