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【新型インフル】兵庫県が風評被害を懸念 神戸市は厚労省に補償制度など要望
兵庫県の井戸敏三知事は17日の記者会見で、「『神戸に行かないように』などと名指しで通達している県がある」として、18日に開かれる全国知事会で各知事に適切な対応を訴えるとともに、国に対しても風評被害防止の対策を求めていくことを明らかにした。
今回の感染をめぐっては、北九州市教委が16日に修学旅行で神戸市などを訪問した中学校の生徒ら980人について7日間の出席・出勤停止としているほか、静岡県も同様の措置を検討。山梨県も兵庫県への旅行や出張を自粛するよう県民に求める方針を決定している。
井戸知事は「まるで(兵庫県は)汚染地域と言っている感じだ」とした上で、「関西に行かないようにと名指しするのは、風評被害を助長しかねない」と批判した。
また神戸市は17日、同市を訪れた戸井田徹厚労大臣政務官に対し、新型インフルエンザの治療などにあたる医療関係者の2次感染や、発熱外来の開設により一般診療を休止した医療機関などに対する補償制度の創設を要望。疫学調査の専門家や発熱外来に従事する医師らの増員派遣を要請した。
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