2009年5月17日 19時0分更新
岡山県特産のぶどう「マスカット」の収穫が17日から倉敷市などで始まりました。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、岡山県では明治時代から栽培されている特産のぶどうで、今では全国の生産量の90%以上を占めています。
17日は倉敷市や総社市などの農家で収穫が始まり、このうち倉敷市船穂町の浅野真一さんのハウスでは、家族3人が出て朝から作業が行われました。
ハウスではマスカットがたわわに実っていて、やや黄色みがかった食べ頃の房を選んで、摘み取りました。
浅野さんによりますと、ことしは収穫直前に気温が高く日照時間も十分にあったことから、甘みのあるよいぶどうになっているということです。
収穫されたマスカットは早速ハウスの中で箱詰め作業が行われ、あすには岡山県内をはじめ東京や大阪のデパートなどで販売される予定です。
岡山県内のマスカットの収穫は11月ごろまで続けられます。