(cache) || KTV || 関西テレビ放送株式会社 [ 関西のニュース ]

前日のニュースを読む

	神戸高校で新たに４人の感染確認
	大阪で高校生９人に新型インフルエンザ感染確認

最終更新日時：2009年5月17日 12:40

神戸高校で新たに４人の感染確認

神戸市の会見

神戸市は１７日午前記者会見を開き、新たに４人の高校生について新型インフルエンザの感染が確認されたと発表しました。新たに感染が確認されたのは兵庫県立神戸高校の生徒４人で、うち２人は前日までに確認された生徒と同じく、今月８日のバレーボールの交流試合に参加していました。４人に海外への渡航歴はなく、症状はいずれも落ち着いているということです。このほか兵庫県の検査では、県内の別の高校生ら７人に新型インフルエンザ感染の疑いがあることも分かっています。一方、感染の拡大で、神戸の繁華街・三宮では、いつもと比べ人通りが少ない休日となっています。マスクを着用する人の姿が急に目立つようになり、ドラッグストアではマスクが売り切れとなる店もありました。神戸市の６つの区と芦屋市にある公立の学校では、１８日から２２日までの休校が決まっています。このほかにも、自主的に休校にする学校が出ると見られます。

( 2009/05/17 12:40 更新)

大阪で高校生９人に新型インフルエンザ感染確認

橋下知事

高校生９人が新型インフルエンザに感染していたことが判明した大阪府では、橋下知事が対策本部会議を開いて対応を協議しました。大阪の高校生の間でも新型インフルエンザが広がっていたことを受け、橋下知事は、学校や人の集まる施設に営業休止を要請することを決めました。関西大倉高校の宮之前隆春校長は感染確認の情報を受け、「残念です、生徒の命に対する責任を感じています」と沈痛な表情を見せました。１年生から３年生の生徒９人に感染が確認された大阪府茨木市の関西大倉高校では、今月１３日ごろからインフルエンザで学校を休む生徒が増えていました。海外渡航歴はないということですが、発熱症状がある生徒は１１０人にのぼっていて、保健所が生徒の聞き取り調査を始めています。そして今回の感染確認を受けて、大阪府では対策本部会議を開いて、今後の対応を協議しました。橋下知事は対策本部会議の冒頭で「短期間で多数の感染者が出た、今後も感染が拡大するとみられる府として府民へのメッセージを固めたい」と話し、対策を協議しました。そのなかで大阪府では、感染者が出た大阪北部の３つの市で学校を１週間休みにしたり、人が集まる施設には休業を要請するとしています。学校の中でごく短期間に広まったと見られる新型インフルエンザ。感染拡大を防ぐ懸命の対策が始まっています。

( 2009/05/17 12:40 更新)

>> バックナンバー一覧

Windows Media Playerの最新版の無料ダウンロードは、こちらのバナーをクリックしてください。

報道部では、
皆さんの情報・ご意見をお待ちしております。