新型インフルに問い合わせ殺到
関西での新型インフルエンザの感染者数が20人を超え、各自治体の発熱相談センターには問い合わせが殺到している。大阪府庁に設置されている「発熱相談センター」には問い合わせの電話が相次いでいる。17日は、午後5時までに500件以上の問い合わせがあり、熱があるという府民から新型インフルエンザではないかといった相談が多数寄せられた。関西大倉高校のある茨木市内のスーパーでは、入り口に消毒用のアルコールが用意された。店員には通勤する際も含め、会社が常にマスクを着用するよう求めいる。神戸や大阪にある施設の中には、感染拡大を警戒して休館するところが出ている。阪神大震災の被害などを伝える神戸市中央区の「人と防災未来センター」も22日金曜までの休館を決めた。この間には、学校の生徒などを中心に124団体、6500人以上の見学予約が入っていたがすべて断るという。茨木市周辺や神戸市・芦屋市では幼稚園や学校の臨時休校が決まっており、今後、市民生活への影響が広がる可能性がある。(05/17 19:23)
新型インフルで自治体が対応協議 (05/17 12:06)
大阪府内の高校生ら計9人も感染濃厚 (05/17 01:13)