更新: 2009/05/17 21:40 新型インフル「日本は監視継続を」 WHOのフクダ氏が訴え【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理は16日、日本経済新聞に対し、「国内感染が確認された国の中には、後に感染がさらに広がった国がある」と指摘し、国内感染が初めて確認された日本について「監視を継続することが非常に重要」と訴えた。 WHOの緊急委員会委員の田代真人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長も同日、「今回の新型インフルエンザは毒性が弱く症状が軽いので(水際での)発見は困難」と語り、感染が広がることを懸念。「日本でも米国のように地域レベルで人から人に感染が持続的に広がれば、WHOが(警戒水準を最高度の6に)引き上げる条件を満たすことになる」と指摘した。 欧州記事一覧
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