「喜多川歌麿 女絵草紙」藤沢周平 と 「引き際について」
テーマ:読んだ本のこと上気道の痛みから、咽頭の痛みに変わってきました。
今日はゆっくり寝ていよう!・・・と決めていたのですが、
ついつい本を読んでしまいました。
そして、ついに読みきってしまいました(TωT)
こんな時に限って、すらすら読めるのです。恨めしい。
この本は、短編が六話収録されています。
短編ながら、歌麿を取り巻く環境や状況の変化が、よく分かります。
最終話では、ついに歌麿は自分の筆が痩せてきたことに気がつきます。
そしてそれを親しい知人から指摘されるのです。
「近ごろ、筆が荒れていませんか。顔が同じなんですよ。どの女も」
この言葉に、歌麿は平手で顔を殴られたような衝撃を受けます。
力が衰えたことを、自分で認めることと、他人から指摘されることとは違っていた。
他人の声は恐ろしかった。
蔦屋は間違ったことを言ったわけではない。事実を言ったのだった。つまりその通りなのである。<本文より抜粋>
そして、筆を折るのか、再起に賭けるのか分からないまま、物語は終わっています。
読み終えて、ある事を考えました。
何日か前の記事で、ヴィーナスペーターを取り上げた事があるのですが・・・。
そこで、ヴォーカルの沖野さんの衰えを、少しふざけた口調で書いたのです。
そのことで「謝ってほしい」とコメントをいただきまして・・・。
コメントを読んだときは、カチンときて、きついレスをしてしまいました。
でも、私はヴィーナスペーターが好きで取り上げたのですし、幾ばくかの愛情も持っています。
だから、グダグダのライブを見て衝撃を受けたのです。
嫌いだから面白がって、書いた訳じゃありません。
好きだからこそなのです。
そこを分かってもらえなかったから、カチンときたのかも知れませんね。
ちょっと、大人気なかったです。
関係の無い人が目にしたらきっと、不快な気持ちになりますよね。
たまたま目にしてしまった方は、ごめんなさい。
でも、ファンだからこそ、悪い所も冷静に判断しなくてはいけないのではないかと思うのです。
それは、コメントをくれた方だけじゃなく、すべての人に言えるのですが・・。
私は、スピッツだけじゃなく、フリッパーズもカジくんも大好きです。
でも、彼ら(フリッパーズとカジくん)のライヴはとてもヘタだと思っています。
レコーディングの音源と比べたら、全く違う音に聴こえる事もあります。
ピッチもメチャメチャだったりするし^^;
私は、彼らのそんな所も良いところも、悪いところも、全部ひっくるめて好きなのですから、
他人から指摘されても、なんとも思いません。
「だよねぇ!そう思うよね?」って、苦笑しながらも「でも、そこも好きなんだよ^^」って言えます。
好きなミュージシャンの中には、性格が最悪な人もいるし^^;
ルックスがあんまり??って人もいます。
それを分かった上で、好きなのです。
きっと、盲目になっていたら、批判をした人に食ってかかるでしょうね(;´▽`A``
まぁ、それはそれで、熱心なファンと言う事になるのかもしれませんが。
だから今回。沖野さんの引き際を真剣に考えたのですよ。
彼は、気が付いているのか?って。
誰がどう見ても、以前より円熟しているようには見えませんから。明らかに衰えています。
いい歳の取り方って、見た目でも分かります。
だから、スピッツメンバーはいつまで経っても変わって見えないのですよ。
私がご執心中のスピッツは、「衰え」というものが全く感じられません。
最新作のアルバム「さざなみCD」は、今まで一番素晴らしいアルバムだと思っています。
歳を重ねるごとに、深みを増していっていると思っています。
草野マサムネという人は、一見ボーっとしていますが、恐ろしいほどに冷静な所もあるようです。
15年くらいの雑誌のインタビューで、印象的だったことがあります。
僕は今でも、有名になりたいとかスターになりたいとかいう気持ちは全然ないし、
今までそれを望んでやってきたというわけではないから。
だから、今でも、バンドが食えないような状態になったとしたら、俺はあっさり音楽を趣味の次元に引き戻して他の仕事を始めちゃうんじゃないかな。
現在だけを見るのが一番力を出せると僕は思う。だから将来も漠然としていますよ。
今年発売された雑誌にも、彼らの不変性について書かれたモノがありました。
「歳を取ったということもあるけど、今の時代にふざけたものは書けない」とは言っています。
なるほど、作風は少し若い頃とは違ってきています。
でも、基本的なところは変わっていないのだろうと感じています。
まだまだ進化の途中だと、マサムネ氏は考えているようです。
だから、まだまだ衰えを見せる訳にはいかないのです、スピッツは。
・・・でも、スピッツファンは、凄いですよ・・・。
私なんかより平気で辛辣なことを言っちゃいますからね。
マサムネ氏を変態だと思っていない人は、いないんじゃないか??ってくらいです。
凄いですよ。mixiのコミュ。尊敬します、スピファン^^
まぁ、「奉公人を見れば、雇い主が分かる」って、よく時代物に書かれています。
その通りだと思います。
ファンを見れば、その人物が分かるってもんです。
だから、あんまりヘタな事はできませんね、私も。
1 ■ユニコーンとスピッツの
掛け持ちファンな私ですが(笑)
昔とかわらない温度を保ちつつ進化している、
民生やスピッツが大好きです。
mixiって 足を踏み入れた事が無いんですけど(^_^;
凄そうですね、覗いてみようかな…
いゃ、アメブロで精一杯だな、私。
(アナログ人間)
ちょっと話が逸れるかもですが、
私の親世代がよく言う話を思い出しました。
なんでも、男は40過ぎからが自分の顔なんだとか。
それまでは親から貰った顔で、
40歳以降は自分で造り上げた顔なんだ と。
男も女も、真価を問われるのは
この辺りの年齢からなんでしょうね。
そして 引き際も肝心なんですよね。
うーむ、難しい課題だー。