日本の古都、京都・奈良には今でも13ヶ寺の尼門跡(あまもんぜき)が残っています。尼門跡とは皇族・公家など、高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を 持つ寺院で、わが国が世界に誇れる文化遺産です。これら尼門跡の開山・中興の尼僧たちの生活と信仰に焦点を当てながら、そこで培われ、 伝えられてきた伝統文化を紹介します。
古くは7、8世紀の時代の尼寺に始まり、江戸時代には皇室とのゆかりによる「御所文化」が 育まれ、独特な宗教儀礼や信仰生活が形作られました。本展は、京都・奈良 の尼門跡寺院(あまもんぜきじいん)である、 大聖寺(だいしょうじ)、宝鏡寺(ほうきょうじ)、曇華院(どんけいん)、光照院(こうしょういん)、円照寺(えんしょうじ)、林丘寺(りんきゅうじ)、霊鑑寺(れいかんじ)、中宮寺(ちゅうぐうじ)、法華寺(ほっけじ)、三時知恩寺(さんじちおんおんじ)、慈受院(じじゅいん)、宝慈院(ほうじいん)、本光院(ほんこういん)に関連する作品、180余点にてその世界を 紹介いたします。
概要 | |
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名称 | 皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界 |
会期 | 2009年4月14日(火)~6月14日(日) 55日間 |
休館日 | 毎週月曜日。ただし5月4日は開館 |
会場 | 東京藝術大学美術館 JR上野駅、東京メトロ根津駅より徒歩10分 京成上野駅、東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅より徒歩15分 |
開館時間 | 午前10時~午後5時まで(入館は30分前まで) |
主催 | 東京藝術大学 中世日本研究所 産経新聞社 |
後援 | 文化財保護・芸術研究助成財団 ワールド・モニュメント財団 |
協賛 | ティファニー財団 キヤノン 京都文化協会 |
協力 | 日本通運 |
チケット料金 | 一般1300円(1100円) 高校・大学生800円(700円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料 ※同時開催「芸大コレクション展」当日に限り本展の観覧券であわせてご覧いただけます チケットは→こちらから |
問い合わせ先 | ハローダイヤル: 03-5777-8600 |
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