TDKサッカー部クラブ化へ Jリーグ参入目指す

 日本フットボールリーグ(JFL)のTDKサッカー部(秋田県にかほ市)のクラブチーム化を検討していた秋田県サッカー協会などは14日、県庁で記者会見を開き、8月にクラブチームの運営会社を設立し、Jリーグ参入を目指す方針を発表した。

 クラブ化を進めているのは、県サッカー協会と大手電子部品メーカー「TDK」(東京)、サポーターズクラブ「ブルーラークス」の3団体。

 約20企業・団体で組織する発起人会を6月に設立し、運営会社のゼネラルマネジャーや選手、監督などを具体的に決める。2010年1月にもJリーグ準加盟を申請する予定で、11年以降の昇格を目指す。

 本拠地はにかほ市に置くが、Jリーグへの参入が決まれば秋田市に移る可能性もある。将来的には東北社会人リーグ1部のFC秋田カンビアーレ(秋田市)との統合も視野に入れているという。

 TDKは今年2月、不況の影響でサッカー部の運営から撤退を表明。県サッカー協会などがクラブ化実行委員会を組織して運営方針を話し合ってきた。TDKが新しい運営会社のスポンサーに入るかは未定だという。

 県サッカー協会の川口房男会長は「北東北で初めてのJリーグチームを目指す。サッカーを通じて秋田の活性化を図りたい」と話した。


2009年05月15日金曜日

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