神戸市内で新型インフルエンザの国内初感染が確認されたことを受け、都は16日、「感染症対策本部」(本部長・石原慎太郎都知事)を設置、各局の局長クラスの幹部を集めて第1回会合を開いた。
山口一久副知事は(1)都民がパニックにならないよう正確な情報を提供する(2)現在の封じ込め対策を継続し、医療体制の確保に全力を挙げる(3)毒性の強弱などウイルスの特徴を見極め、イベント自粛・中止などには弾力的に対応する(4)各市町村との連携体制を確認することなどを指示した。
一方、警視庁も同日「新型インフルエンザ緊急対策本部」(本部長・米村敏朗警視総監)を設置した。【江畑佳明、神澤龍二】
〔都内版〕
毎日新聞 2009年5月17日 地方版