阪阪神電車 西大阪線 西大阪線延伸問題 阪神電車 九条 西九条 難波 延伸
なぜ阪神だけ?
なぜ九条だけ?09



なぜ?反対にあうのか?

更新日平成17年 9月 1日
(更新内容:一部のリンク切れ修正)
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SINCE2004.9.26

それは簡単「町にとって環境が悪くなるから」
過去に掲示板に西大阪線が延伸し九条にとって、また現在の阪神電車西大阪線沿線にとっていいことは?
という問いかけに明確な回答はいただけなかった。
これは誰しもが町にとって環境が悪くなるということを認識しているからではないでしょうか?

回答一例・・・
@阪神電車の誘致でタイガースキャンペーンしたら???
A道路がきれいになる
B安治川トンネルの夜間等の通行の心配が緩和される
C人口が増える。
D西大阪線沿線にとって難波近鉄に接続できることは言うまでもないメリット。

などがありました。
@について、タイガースキャンペーンをしてどこからお客様を呼ぶのでしょう?
阪神線全線でキャンペーンしてるのに・・・・そんなことよりこんな風にもともとの路地道を斜めに切り裂いた疎開道路、車があちこちから、そして、あちこちへ通行できた便利な道路に壁を作り、唯一本田方向から辰巳橋方向へ抜け出れた信号を東へ60m弱移動する。回り道せねばならない、車で商店街方向に買い物にいけない。
そしてこれほど九条に負担をかけるのにいつ優勝するかわからない阪神タイガースキャンペーンでは納得できないよ。

Aについて、道路がきれいになる?
でも壁ができます。道路の整備も線形上屈折車線を設けなければならず最狭道路幅員は2.5m多くの区間は3.25m、現状3.5mと4.5mの2車線、自転車歩行車道の幅員は4.5m前後で均一ではなく一部人が集まる信号付近では3.5mでも震災後の耐震性の問題から延伸線橋脚は太く変更され最狭自転車歩行車道幅員は2.637mもし西大阪線が延伸しなかったら阪神用地の有効利用時に道路は現状の幅員のまま再整備されるだろう。
少なくとも橋脚がない分自転車歩行車道は快適な幅員が確保されるだろう。
道路がきれいになるのは延伸しなくてもなります、壁による陰はごみたまりになるだろう。
OTS掘り込み部分一度見に行ってください。
42号線安治川橋梁高架下見に行ってください、雑草が生え、空き缶や弁当くず、もしくは排気ガスですすけたガードレールがあります。
この期間いろんな部署のお役人さんたちとお話しする機会がありました。
お役人さんたちもいまどき今幅員では・・・と言いながら用地取得難ということでやむなく・・・と歯切れの悪い言い方をされています。
そして西大阪線延伸の計画案があったから道路の整備はなされなかったともおっしゃっていました。
つまり西大阪線延伸案がなければとっくの昔に道路拡幅などもっといい環境になっていたであろう。

Bについて、トンネルの夜間等の通行の心配が緩和??
始発はまあ良いとして、最終は何時でしょうか?トンネルのエレベーターの運行時間は夏季(11時まで)と冬季(10時まで)は違うけど、エレベーターを利用する人は西九条からの通勤、通学自転車、西九条への通勤通学自転車が多いのではないでしょうか?エレベーター運行時間外であったとしても朝エレベーターを利用したら夜間もエレベーターの運行している時間帯に帰宅する??自転車を自宅までもしくは駅まで乗って帰らないと翌日が不便ですよね?阪神九条駅に駐輪場があればいいのですが・・・運賃にしても片道140円(阪神初乗り運賃)に加算運賃140円90円0円になると発表されていますが、これほどの少子高齢化だとこの予定も実現不可能?開業当初は西九条から一駅の新九条駅だけでも少なくとも140円(加算運賃は必要)自転車駐輪場は1回150円1ヶ月2000円3ヶ月5700円(西九条駅平成16年8月)新九条駅付近の方なら西大阪線に乗るかもしれないが・・・・・140円の加算運賃払って乗るかな??逆にトンネル利用者が減少すればトンネル付近が寂しくなる。逆効果ではないか?
いずれにしても、トンネルの運行時間と最終電車の時間差の利用客だけのために夜間の通行が安全になるとは効果が薄いのではないでしょうか?
確かに朝夕は混雑して積み残しもあります。混雑緩和は必要かと思います。混雑がいやで地下鉄九条駅や弁天町駅を利用される方もあるとは思います。
これも同じように西大阪線延伸計画案があるからトンネルエレベーターの整備が遅れているとも考えれます。
混雑緩和を願うなら昔車両用のエレベーターがあった部分に大きなエレベーターを整備すれば良いんじゃないでしょうか?
鉄道を整備するより経費はかかりません。
これは地元のエゴではない、エレベーターの混雑や夜間の安全と言うご指摘から地元のことだけを考えての発言です。
鉄道が整備されることは私たちも願っています。でも町の整備のほうがもっと大切。町を犠牲にしてまで鉄道は整備されるものではない。

Cについて、人口が増える??
これは難しい問題ともいます、今大阪市西区で人気があるのは堀江地区、地下鉄千日前線と四つ橋線ではさまれた区間です。
なぜ人気かと?
それはこの付近一帯は木材加工業者や家具屋が多くまた運河が多かった(だから木材屋が多い)、運河の埋め立てによる道路整備や木材会社の閉鎖後まとまった土地が入手可能で区画整理等もスムーズに行われ大きな住宅が建った・・・九条においてはまとまった土地が入手可能でしょうか?西大阪線の壁により町に人気がなくなり、他地域に移り住む人が多く、空き家が発生するとまとまった土地も入手可能かも知れない。でもこれって人を追い出す手段ではないでしょうか?
確かに駅周辺は良くなるかもしれない。
しかし新九条駅周辺は自転車歩行車道幅員も狭く駐輪場もないので徒歩で駅まで来れる人に限る、つまり人口が増えるのは新九条駅に快適に歩ける範囲でしかない。
壁ができる付近は多分・・・ゴーストタウン。将来マンションが建っても駅に遠いので家賃は安い?収益が上がりにくく整備ができにくいので入居率は頭打ち?

都市計画審議会等での発言について

都市計画審議会等ではいろんな委員の先生方から
<税金投入でつくる路線でありますので、やはり住民の皆さん方の圧倒的な多数で進める必要があるということは、これはもう当たり前のことではないかというふうに思います。公共の福祉という名前に乗って、個人のさまざまな不利益が押しつけられるという時代ではないというふうに、基本的には考えております。そこで、このさまざまな問題について見切り発車をするのではなくて、住民の皆さん方と今後もよく話し合ってほしいというふうに思うわけですけれども、その辺の△○市の考えはいかがでしょうか。
と言う問いかけに
<私どもの考えも、十分ご説明を地元の方にさせていただきたいと考えております
と回答、また別の委員の方は
<ただ、片っ方で1万2,000名の方が反対だという声があることに対して、私はむしろ反対にびっくりしています。先ほど△△部長のほうからの説明では、3カ所の従前どおりの横断の確保ですとか、いろいろと環境面につきましても十二分な配慮をするといって万全を期しているにもかかわらず、まだ1万2,000名の方の反対があるということは、逆に言うたら何してんのやろうと、まだ説得できてへんのかと、それやったら昭和30年のときと一緒やないかという感じをひしひしとしているわけです。だれが担当でどういうふうに地元に入っているのか、先ほどずっと聞いていると会合に立場立場の人が入っておられると思うんでありますけれども、なぜもっと上手に説得し、理解してもらえるようにできないのかなと思って、むしろ切歯扼腕しているのが現状なんです。それぞれの反対される方の意見も一理あるでしょうけれど、ひとつよく地元ともご協議いただいて、進捗をしていただきたいということを強く要望しておきます。それと、○○委員が見切り発車という言葉ありましたけど、どっかで結論を出さなければならないわけでありますけれども、地元とよく話されて、工事そのものに反対されないということをおっしゃっているわけなんですけど、影響のなるべく少ないように、ひとつ汗をかいていだきたいと思います。
と発言されています、さらに別の委員の方は
<基本的な考え方は、先ほど○○委員が申し上げましたように、地元の反対を押し切って見切り発車はやめてほしいという立場であります。>
と発言さらに別の委員は
<先ほどから何回も出ているんですが、地元の方が地下化をぜひにというお話出ておりますが、○△区にとりましては地下鉄もございませんので、この△○線延伸が進みますと○△区にも人が寄っていただく、また、あらゆる活性化があるということで非常に賛成なんですが、先ほどのご意見にありましたように、もしその辺の話が進まなければ地元の方との話し合いを何回となくやっていただくいうことで先ほどお伺いしましたが、○△区の○△○周辺の方とも何回となくお話をしていただいております。一定のご理解を得ているわけですけれども、今少し流れが変わりますと、地下化の意見が非常に進んでまいりまして、これは当然地下化にせにゃならないとなったときには、△○市として計画を改めて真剣に考え直すのか。もしくは、あくまでもそのことに対して地元に対しご理解をしていただく、その方向性でしっかりと話し合いを何回となくしていくのか。それをはっきりとしておかなければ、前へいつまでたっても進まないのではないかいうふうに考えております。

また最近の市議会でも
<その工事を進めるに当たって、周辺環境等に関しての心配の声を聞いておりますが、今後とも十分な説明を行いまして、地域の方々の理解を得ていただくようにもお願いをいたしておきます。>
などなど・・・・・

☆十分な話し合いをし説明会をし、理解し、納得してもらい、見切り発進しないようにと言う委員の方の発言に対し役所側も十分説明をしていくと発言しているにもかかわらず、九条地区で開かれる説明会は、案内文章から工事の説明会となっています。
他地域同様工事期間中の制約については公共事業なので致し方なく思います。でも肝心な事業の説明会はいつも時間切れ、そして調査中であったり設計中、警察との協議中などといわれ明確な説明がなされないままなのです。図面を入手するたびにどこかで数値が違うことがたびたび、こんな状態では理解もできません。
壁の高さや構造、騒音基準の60デシベルとはどんな音なのか?
もし低周波騒音により被害が出たときにはどのように対処するのか?
町の分断はどのように解消するのかなどなど多くの不安疑問があります。
一方的な説明会ではなく九条の町の変化に対する明確な将来像の説明がない限り、納得もできないし工事を賛成するわけには行きません。

今まで調査中ですとか、設計図もできていません、警察と協議中ですなどといわれうやむやにされてきた九条の町の変化をしっかり説明してください。

LINK

阪神電車西大阪線歴史年表