レバノンの首都ベイルート(Beirut)で購入したカラシニコフAK-47銃と7.62mmライフル弾を見せる男性(2008年2月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/PATRICK BAZ
【5月17日 AFP】中国南部の重慶(Chongqing)にある病院の医師らが14日、女性の頭部から銃弾を摘出する手術に成功した。女性は42年前に撃たれて以来、ひどくなる一方の頭痛に長年悩んでいた。国営新華社(Xinhua)通信が15日報じた。
地元メディアChongqing Newsによると、この女性はHe Wenyingさん(65)。右こめかみから長さ約2.5センチの銃弾を摘出した。文化大革命(1966-76年)の初期、敵対する派閥間の闘争で銃撃戦に巻き込まれ、流れ弾に当たったという。
当時、医者から傷はごく浅いものだと言われたが、絶えず頭痛に悩まされ、食べることさえ困難になったため、1978年にレントゲン写真を撮ったところ、あごの右側と耳に近い部分に銃弾があることが分かった。
重慶市の医療施設は設備が整っていなかったので、Wenyingさんは手術を拒否し、ひどひどくなる頭痛に耐え続けた。だが今年に入り全身に痛みを覚えるようになったため、手術を受けることを決めたという。(c)AFP
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