【2009年05月16日19時39分 更新】


1.新型インフルエンザで宮崎市が対策会議
 (05/16 19:37)

空港などの検疫以外で、国内初の感染者が発生したことを受け、宮崎市では、16日、緊急の対策幹部会議が開かれました。新型インフルエンザへの感染が確認されたのは、海外渡航暦のない神戸市の男子高校生で、水際対策をすり抜けた国内初の感染者発生となり、国は、行動計画を第2段階の「国内発生早期」に引き上げました。このため、宮崎市では、16日、津村市長を本部長とする緊急の応急対策幹部会議を開いたもので、現在の発生状況や今後の市の対応策などを確認しました。宮崎市教育委員会からは、現在、市内の中学校1校が、関西方面を修学旅行中で、全員元気にマスクを着用して移動していると報告され、20日からは、別の中学校1校が、関西への修学旅行を予定し、週明けに、職員や保護者が延期すべきかどうかなど、協議するということです。関係機関では、手洗いうがいの励行など、感染対策と冷静な対応を呼びかけています。


2.民主党新代表決まる・県内の反応
 (05/16 19:06)

民主党・小沢一郎氏の後任として、鳩山由紀夫氏が、新しい代表に選ばれました。県内でも様々な反応が広がりました。民主党は、16日、東京都内のホテルで、代表選挙を行い、衆参両議員の投票の結果、鳩山氏が、岡田氏に約30票の差をつけ、新しい民主党の代表に選ばれました。(県民は)「小沢さんよりはいい感じのイメージがある」「全然小沢氏の色が消えていないかな」一方、民主党県連の井上紀代子代表は、鳩山新代表に対し、次のように述べました。(民主党県連・井上紀代子代表)「早急に新代表には執行体制をきちんとしていただいて、政策と政策をぶつけた、そういう選挙ができるような状況というのを早めに作り出していただきたい」民主党は、鳩山由紀夫新代表のもと、政権交代を懸けて次期衆院選に臨むことになります。


3.自宅アパートに放火容疑で男を逮捕
 (05/16 10:32)

宮崎市で、アパートの自宅に火をつけた男が、15日夜、放火の疑いで、警察に逮捕されました。捕まったのは、宮崎市鶴島の無職、渡部実容疑者(47)です。警察の調べによりますと、渡部容疑者は、15日午後1時ごろ、2階建てアパートの自分の部屋に火をつけ、壁など、約13平方メートルを焼失させた疑いです。この火事によるケガ人や、他の部屋への被害はありませんでした。渡部容疑者は、自宅に放火した後、すぐに、警察に自首してきており、警察では、渡部容疑者を現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。現在、警察で、犯行の動機などについて詳しく調べています。


4.ビーチバレー2日目、熱戦続く
 (05/16 19:38)

ビーチバレーの「霧島酒造オープン」、2日目の16日も熱戦が繰り広げられました。都城市の霧島ファクトリーガーデンで行われている国内ツアー第3戦。注目の浅尾・西堀ペアは、準決勝で、優勝候補の浦田・楠原ペアと対戦しました。白熱した試合は、第3セットにもつれこみます。しかし、きょうの浅尾は、大事な場面でサーブミスを連発。初優勝を狙った浅尾・西堀ペアでしたが、決勝進出はなりませんでした。(浅尾美和選手)「フルセットになると、いつも(負ける)…という感じになってきているので、早く勝って、次(優勝)にいかないと…と思います。」「霧島酒造オープン」、17日は、男女の3位決定戦と決勝が行われます。


5.五穀豊穣願い狭野神社の御田植祭
 (05/16 19:02)

高原町の狭野神社では、御田植祭がありました。御田植祭は、田植え前の毎年5月16日に行われていて、神事の後、郷土芸能の棒踊りと奴おどりが奉納され、五穀豊穣を祈願しました。棒踊りでは、保存会のメンバーが、野武士に扮して掛け声を上げ、槍や小太刀に見立てた棒を互いに打ち合っていました。訪れた見物客は、伝統の踊りをカメラに収めるなど、熱心に見入っていました。


6.商店街で芸術を楽しもう
 (05/16 19:33)

商店街に芸術の装いをと、宮崎市の中心市街地が、若手アーティストの作品で飾られました。宮崎市の若草通りに面した文化ストリートでは、空き店舗を展示会場にして、9人の若手アーティストが、絵や写真など約100点を、展示しています。また、アコースティックギターの演奏に合わせて絵を描き上げる「ライブペイント」もあり、音色に誘われた若者たちでにぎわいました。(イベントを企画した栗山北斗さん)「ここを今回きっかけで知ってもらって、面白いところがあるって知ってもらえれば、若い人は絶対ここが新しい視点で見てくれると思うんで、面白いと思うんですよね」このアートイベントは、17日の夕方6時まで行われます。


7.伝統ノボリコ漁を体験
 (05/16 11:41)

日南市の酒谷川では、16日、親子連れが、昔ながらのノボリコ漁を体験しました。ノボリコは、ハゼの仲間の稚魚で、この時期になると、河口付近から、川をさかのぼってきます。県総合博物館では、地域の伝統を知ってもらい、河川をきれいにする心を育んでもらおうと、毎年、日南市の酒谷川で、ノボリコ漁の体験会を開いています。16日は、約70人の親子連れが参加し、地元の那須義春さんらが、浅瀬に石を積み上げて、仕掛けた網に、ノボリコを誘い込む方法を解説しました。そして、参加者たちも、ノボリコ漁を体験しました。(参加した子供は)「予想していたより小さくて、かわいかった」ノボリコ漁は、6月いっぱいまで続きます。