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【新型インフル】足取り把握できるのか プライバシー保護が課題 (1/2ページ)

2009.5.16 23:28
このニュースのトピックス新型インフルエンザ

 新型インフルエンザの国内発生という事態を受け、国や神戸市は患者がどのように感染したのか、誰に接触したかなど、感染拡大を阻止するための「積極的疫学調査」を進めている。政府の新型インフルエンザ対策本部の専門家諮問委員会は16日、「すでに地域感染が始まった」と指摘。感染経路をどこまで追いかけるかなど、限られた時間と人的資源の中で厳しい選択を迫られることになる。

 ■調査の範囲

 国立感染症研究所や厚生労働省は疫学調査の専門官らを十数人規模で神戸市に派遣、地元の保健所と協力して患者の行動把握などを行っている。

 国の調査実施要綱などによると、「疫学調査員」が、患者が発症(発熱)した1日前からの行動について把握することになっている。患者と接触して感染の恐れが高い「濃厚接触者」をリストアップして、症状を確認するとともに発症から8日間、外出しないよう要請、抗インフルエンザ薬の予防服用を求めることになる。接触者が何人と接したかなども聞き取り、症状がある場合、医療施設への入院措置がとられることになる。

 現時点では、患者の家族やクラスメート、部活動を一緒にした人は濃厚接触者としてリストアップされる可能性が高い。

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