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【朝鮮半島ウオッチ】「長男、金正男は知りすぎた」「後継者は三男」説が急浮上 (2/4ページ)
このニュースのトピックス:北朝鮮
両者が接近していたのは二男の正哲氏、三男の正雲氏の母親、高英姫夫人(2004年に死亡)が、前夫人の子どもである長男の正男氏と張氏の追い落としをはかった時期だった−と関係筋は解説。今後については、「後継体制への権力闘争は始まったばかりだが、3男が有力と聞いている」と述べた。理由は「本人の金総書記への忠誠心の高さ」であるという。
■金正雲後継説の火元は?
「後継者は三男」説が急浮上したのは今年1月15日、韓国の通信社、聯合ニュースの報道からだ。同ニュースは情報筋の話として「金総書記が三男を後継者に選び、1月8日に党組織に指示した」と伝えた。その後も聯合ニュースはたびたび「三男説」を報じた。4月のミサイル発射の際には「正雲氏は衛星センターにいた」。最近では、正雲氏が後継者としての実績作りで「経済分野の国民総動員態勢である『150戦闘日』を主導している」(5月11日)などと、北朝鮮消息筋の情報を流している。
韓国のメディアは特に、北朝鮮を脱出した脱北者出身記者を育てており、有力メディアには北内部にルートを持つ北朝鮮専門記者がいる。聯合ニュースもそのひとつだ。
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