2009年3月7日 14時26分
チャップリンの息子シドニーが82歳で死去
チャールズ・チャップリンの息子で俳優のシドニー・チャップリンが3日(火)、カリフォルニア州南部のランチョ・ミラージュの自宅で死去した。82歳だった。
チャップリンの2人目の妻リタ・グレイの二男(チャールズにとっては三男)で、1926年生まれ。幼少期を寄宿学校で過ごしたが、実家に帰った際にはグレタ・ガルボとテニスをしたり、バイオリンを奏でるアインシュタインの譜面めくりを手伝ったりしたという。
第2次世界大戦で従軍した後、映画デビューは父親と共演した『ライムライト』(52)。チャールズが、息子のために指揮者の役を書いたという。2人は『伯爵夫人』(67)でも共演している。
主にブロードウェイで活躍したシドニーの代表作は、ジュディ・ホリデイと共演しトニー賞を受賞した“Bells Are Ringing”(56)やバーブラ・ストライサンドと共演した“Funny Girl”(64)などがある。
当時、チャールズはハリウッドの“赤狩り”といわれる共産主義排除運動の影響を受け、4人目の妻ウーナ・オニールとともにヨーロッパで暮らしていたため、1度もシドニーの舞台を見ることはなかった。
シドニーは生前、父親が演技に対してひと際厳しかったと話していたという。俳優としては父親ほど大成しなかったものの、シドニー自身は「父を動かしていたような名声への激しい欲求は僕の中にはなかった」と語っていた。
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シドニー・チャップリン出演作品一覧
チャップリンの2人目の妻リタ・グレイの二男(チャールズにとっては三男)で、1926年生まれ。幼少期を寄宿学校で過ごしたが、実家に帰った際にはグレタ・ガルボとテニスをしたり、バイオリンを奏でるアインシュタインの譜面めくりを手伝ったりしたという。
第2次世界大戦で従軍した後、映画デビューは父親と共演した『ライムライト』(52)。チャールズが、息子のために指揮者の役を書いたという。2人は『伯爵夫人』(67)でも共演している。
主にブロードウェイで活躍したシドニーの代表作は、ジュディ・ホリデイと共演しトニー賞を受賞した“Bells Are Ringing”(56)やバーブラ・ストライサンドと共演した“Funny Girl”(64)などがある。
当時、チャールズはハリウッドの“赤狩り”といわれる共産主義排除運動の影響を受け、4人目の妻ウーナ・オニールとともにヨーロッパで暮らしていたため、1度もシドニーの舞台を見ることはなかった。
シドニーは生前、父親が演技に対してひと際厳しかったと話していたという。俳優としては父親ほど大成しなかったものの、シドニー自身は「父を動かしていたような名声への激しい欲求は僕の中にはなかった」と語っていた。
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