岡山放送局

2009年5月16日 20時3分更新

蒜山で羊の毛の刈り取り

夏を迎えるのを前に、羊の伸びた毛を刈り取る作業が真庭市の蒜山高原で15日、行われました。
真庭市の蒜山高原にある観光牧場では、顔や足先が黒いのが特徴のサフォーク種や長い毛を持つコリデール種など8頭の羊が飼われていて、毎年、本格的な夏を迎える前のこの時期に毛の刈り取りが行われています。

15日は、飼育小屋の中から羊を1頭ずつ出して、専用のバリカンで1年の間に伸びた毛を刈っていきました。
羊の毛刈りは、夏の暑さから守るねらいがあるほか、病気のもとになる虫の繁殖を防ぐ意味合いもあるということです。

羊は時折、少し暴れるような様子を見せていましたが、毛刈りが終わってすっきりした姿になると、さっそく牧草地に放され元気そうに走り回っていました。