(cache) 新インフル拡大歯止めへ追跡調査 入院までの接触者リスト化 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 新インフル拡大歯止めへ追跡調査  入院までの接触者リスト化

     国内初の新型インフルエンザ発生を受け、感染者と接触した人をリストアップし追跡する地元保健所などによる本格的な調査が16日始まった。

     「積極的疫学調査」と呼ばれ、感染した恐れがある濃厚接触者には自宅待機や治療薬の予防内服を求める。感染拡大に可能な限り歯止めをかけ、大流行を抑えることを狙う重要な調査だ。

     厚生労働省がまとめた実施要綱によると、まず最初にするのは感染者の詳細な行動把握。感染源の特定を試みる。次に、感染者がウイルスを排出し他人に感染を広げる恐れがある発症の前日から、入院などで適切な感染防止策が取られるまでの行動を、保健所などの職員が本人に面接して詳しく聞く。その上で、この期間中の接触者を捜す。

     最初に感染が確認された高3男子(17)の場合、今月11日に悪寒を訴えたため、単純計算では10日から、感染症指定医療機関に入院した16日未明までの約1週間に接した人が対象になる。

     接触者のうち(1)家族など同居者(2)防護具をきちんと着けずに接した医療関係者(3)会話できる程度の距離で感染者と対面で接した人-らは「高危険」接触者としてリストアップ。(3)は例えば、勤務先や学校、医療機関の待合室、パーティー、カラオケボックス、乗用車内などで感染者と言葉を交わすなど近距離の接触があった人が該当する。

      【共同通信】
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