名古屋市の河村 たかし新市長、就任後初の永田町訪問 鳩山総務相を表敬訪問
庶民派をアピールする名古屋市の河村 たかし新市長が11日、就任後初めて永田町を訪れ、鳩山総務相を表敬訪問した。また、民主・小沢代表の代表辞任の一報については「さぞかしご無念だろう」と述べた。
鳩山総務相を表敬訪問した際、河村市長は報道陣の多さに「すごいですねこれは、何ですかこれは。一生に一回ですな」と、驚きを隠せないようだった。
河村市長は「中日ファンだでね、この人(鳩山総務相)。この人言ってはいかんけど。同じ年もんだでね」と述べた。
河村市長は、4月26日の名古屋市長選で圧勝した。
選挙戦では、自転車で各地を回る戦いを繰り広げ、公約は「市民税の1割減税」。
河村市長は、選挙戦で「市民税を1割減らすと。これ絶対やらなきゃいけん」と語っていた。
河村市長は11日、鳩山総務相に「まず減税、住民税をやりますので、それを1割(減らす)」と述べた。
河村市長は、訪問後の感触について、「期待して見守っとる言ってましたんで、それは、名古屋市の経営努力を見守っとるということでしょう」と述べた。
終始上機嫌の河村市長だったが、突如、小沢代表辞任のニュースが飛び込んできた。
かつて、何度も代表戦に挑もうとした河村市長にとって、民主党代表というポストには特別な思いがあった。
河村市長は「先ほど聞いてびっくりしましたけど、まあ、さぞかしご無念だろうなと。やっぱり、総選挙直前にしてね、いろいろな支持率の関係で、無念だと思うけど。みんなのためにということで、身を引かれたということでしょう」と述べた。
(05/11 19:04)