来日時に「イチローバージョン」を録音していたフロー・ライダー
ヒット曲「ＪＵＭＰ」が大リーグ、シアトル・マリナーズのイチローの打席入場曲となり話題の米ヒップホップシンガー、フロー・ライダー（２９）が同曲の“イチローバージョン”を製作したことが７日、分かった。４月末に来日した際、９年連続２００本安打がかかるイチローにエールを送りたいと緊急録音した。
イチローは今季、「ＪＵＭＰ」を第３打席に、昨年のヒット曲「イン・ジ・エイヤー」を第１打席に使用。ライダーは「オレの曲でバッターボックスに立つなんて、オレとオレの音楽をリスペクトしてくれてるってことだから、マジでうれしい」と感激、製作を提案した。
フロリダ出身でフロリダ・マーリンズの始球式も務めた野球ファンだけに、レコーディングも真剣そのもの。サビを「オレが“ジャンプ”って言えば、イチローがかっ飛ばす」（日本語訳）などと応援メッセージに変更。イントロ部では「レッツゴー、イチロー」と呼びかけた。発売や配信は未定だが、ライダーは「近いうちにぜひ会いたい。この曲もイチローに渡して、直接アリガトウって伝えたい」とラブコール、対面を熱望していた。