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０８年はトップ１０フィニッシュ６回のうち３位以内が３回。ランキングこそわずかに下がったものの、獲得賞金は前年より１０００万円以上アップした。
しかし、本人にとっては苦いシーズンだった。最後まで優勝争いを演じた『つるやオープン』では上がり２ホールで４オーバーを叩き自滅。『フジサンケイクラシック』では最終１８番で１メートルのバーディパットを外したことでプレーオフに持ち込まれ、結果、目前に迫っていた優勝を逃したからだ。
まだシード２年目でショックは相当大きかったはず…。だが、それを引きずることなく１年間戦い抜いた。『全英オープン』国内予選のトップ通過や、自ら挑戦権を獲得して米Qスクールを受験、世界に羽ばたく第一歩を踏み出したのがその証しだ。
パットの名手で高いバーディ率を誇るため、パーオン率がアップすれば確実に平均ストロークは良くなる。今年こそ念願の初優勝を手中にしたい。 |
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