いじはちの熱血最強
アニメ&特撮の感想と悪堕ちSSのブログ 通称『ねっさい』
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血のように紅く
どうも、ついにサモクラ2の吸血鬼SSのエピローグが完成しました。
これを読む前にまず『その瞳は月のように…』から見ることをオススメします。
作品 サモンナイトクラフトソード物語2
堕ち対象 エッジ・コルトハーツ 某作品からの人物(はじ○りの○)
性転換 吸血鬼化
かつて幼い姿で幾つもの時を過ごした吸血鬼の女王がいた。
男性よりも女性を愛した彼女は、気に入った男性を魔力で女性に変え、自分のしもべ、あるいは愛人にした。
しかし、魔力を欲した者の策略によって心臓を貫かれた。
彼女は死に際に自分の魂と血を持っていたルージュに込め、魔力を指輪に閉じ込めた。
それからいくつもの時が流れた。
真夜中のクリーフ村、ベルグ邸の地下にある大きな鍛冶部屋。
そのベッドの上でエッジは黒いマントを纏ったゴスロリの亜人に押し倒されていた。
それはまるで強情な男性に襲われる少女のようであった。
ゴスロリの亜人はベッドに倒れているエッジの両腕をガシリと握り締め、自分の両腕でエッジの腕を支配しようとする。
エッジはこのままではまずいと両手を組んで抵抗した。
「どうして…アーノぉっ!」
アーノと呼ぶその亜人はエッジの護衛獣である。
だが、今のアーノはエッジの問いを無視し、妖艶の笑みを浮かべてゆっくりと襲う。
「どうしてって、ご主人さまが好きだからですよ?」
アーノはエッジの蒼い瞳を見つめそう答えた。
「う…」
エッジはアーノの金色の瞳に次第に魅了されていく…
アーノがこの部屋に『戻ってきた』のは数分前であった。
その数分前、明かりのついた鍛冶部屋でエッジはベッドですやすやと眠っていた。
「ん…はぁ… もしかしてねむってたかな?」
それから目を覚まし、眠い目を擦りながら起き上がった。
今何時だろうか? エッジは今の時間を調べるために外に出ようとする。 その時、
部屋の扉が開く音が、いや、扉が開いてそこから人が現れた。
「…?」
黒いゴスロリ調の服に黒いマントを纏った、アーノほどの金色の瞳の子供だった。
しかし、唇には子供にはするには早すぎる紅いルージュがされている。
「だ、だれ?」
見たことのない服を、いや、姿をした子供に一瞬戸惑う。
だが、子供の緑色の髪、獣人と思われる耳、そして耳と同じ色の尻尾にはエッジにも見覚えがある。
亜人ということには間違いないが、寝ぼけているエッジはその亜人似ている誰かを思い出せない。
「ご主人さま、何を言ってるですか? ボクはアーノですよ?」
その亜人はキョトンとした声でエッジに答えた。
「あ…」
『ご主人さま』と『アーノ』、そして語尾の「です」に自分の護衛獣を思い出した。
言われてみれば緑色の髪と耳と尻尾や赤いマフラー(赤いというより紅いの方が正しい気がするが)や
マフラーに付いている鈴(左右にコウモリの翼らしきものが付いているが)はどう見てもアーノのものだ。
アーノの姿をきっちり見たエッジは頭を左右に振って眠気を振り払った。
「あ、あ〜 ゴメン! あまりにも雰囲気違ってて思い出せなかった …って……ええっ!」
その亜人がアーノということを知ってホッとする前に驚愕した。
以前のアーノの瞳は金ではなく宝石のような翠色だったのだ。 いや、鈴の左右に黒い翼が付いていたり、マフラーが血の色みたいに真っ赤なのも気になる。
アーノが家を出てからこの部屋に戻るまでに瞳の色や衣服が簡単に変わるものだろうか? と言うよりも服はともかく瞳の色はいとも簡単に変えられるのか?
答えはノーだ。 そもそもアーノは風と話すために外に出たのだ。 じゃあ何で?
「ご主人さま なんだかグルグルしてるですけど大丈夫ですか?」
アーノはキョトンとした顔で、エッジの前に近寄り問いかける。
「え? ああ……って、うわぁっ!」
エッジは目の前にいるアーノに驚いてベッドに後ろから倒れた。
「ご主人さま…ボクの事、大好きですか?」
「な、何なの突然」
アーノはベッドに倒れたエッジに近づき問いかけた。 突然の質問にエッジはベッドから立ち上がりながら戸惑う。
「ボクはご主人さまの事が大好きです だから…」
「ご主人さまをボクと同じにしてあげるです」
アーノは口元から牙を覗かせて妖しく笑ってそう言った。
そして、今…
アーノの瞳に魅入られたエッジの蒼い瞳から光が失せていく。 瞳の光と共に思考や抵抗心も消えていった。
(なんだろう…アーノの目を見てると頭がぼうってなる…… なにもかんがえられない…)
アーノは光が消えていくエッジの瞳を見つめながら、優しくゆっくりとエッジの腕から手を放した。
「大丈夫です 気持ちよくするですから…」
エッジの体を無防備な状態にし、アーノはエッジのパジャマのボタンをゆっくりと外し、上部パジャマを脱がした。
パジャマの下は白いシャツであったが、アーノはそれよりもルージュで真紅に染まった口元をエッジの首筋に近づける…
「…ご主人さま……」
アーノは大好きな主の耳元で小さく囁き、主の首筋を舌でなぞった。
首筋に牙を埋めれば後は簡単だった。
(こ…これが…ご主人さまの……)
(う…あ、うああっ! 気持ちいい…感じる…)
エッジの首に噛み付いたアーノは初めて味わう血の味に、アーノに噛まれたエッジは血を吸われるたびに感じる快感に、お互い酔いしれていった。
アーノの瞳から発せられた魔力に思考を奪われ、精神的な抵抗すらもできないまま、血を吸われる快感を喰らったエッジは吸われる途中で思考を取り戻した。
だが、アーノの吸血によって生じる快感によって抵抗を見せられなくなっていった。
それがまずい事だと、はやくしてこの状態を脱しなければということを頭の中のどこかで理解していても、
首筋から送られる倦怠感、喪失感、そして快感がこの瞬間を『至福』であると本能が感じてしまった。
アーノが血を吸い始めてまだ一分しか経ってはいなかったが、吸血鬼になりたてのアーノの吸血はエッジからほとんどの量の血を吸い取り、血を吸った対象に依存症に陥るような快楽を送り込んだ。
「あっ…ふあっ!」
そんな中、突然アーノはエッジの首筋から牙を抜く。 血を吸われる感覚をいきなり取られてか、エッジは繊細な声を上げた。
「ど、どうして…」
涙目でアーノを見つめるエッジの目は「どうして終わらせたの?」と言わんばかりに欲求を秘めた目であった。
「まだ、あわてちゃ…駄目ですよ…」
エッジとは違った理由で、エッジと同じように快感に蕩けたアーノは自分の鋭い爪で首筋を裂いて一つの線のような傷を作った。
「ここ…吸ってください……」
と、アーノは傷のある首筋に指を指した。
「う、うん…」
もちろんエッジにはまだ牙はない、だがエッジは唾を飲み込んで頷いた。
そしてエッジは少しだけ戸惑いながらアーノの首筋の傷口に顔を近づけ、舌を這わす。
エッジの舌とアーノの血が舌で触れ合った瞬間、エッジの脳に電撃が走った。
「!!?」
アーノに噛まれたのと似て非なる感覚、それが舌から体全体にある思考を芽生えさせた。
首筋を舐められたアーノもエッジの血を吸ったときとは別の快感を味わった。
「ふ…はぁ…むぅ…ちゅ…ちゅぱ…」
「は、ああ…ひぃ…ひはぁ…」
『吸血』という麻薬のような快楽にに心を奪われ、一晩で何かが変わった大事なパートナーの血という甘い禁断の果実を味わったエッジは、
獣のように首筋を舐め取り、吸い上げてその甘美な血を味わう。 血の味は今のエッジには説明できないが、美味しい不味いとは別の味であった。
(あまい……)
好きな人に自分の首筋を舐められ、チュウチュウと吸われる快感に今度はアーノが踊らされる。
だが、甘美な愉悦に堕ちゆくエッジとは対照的にアーノはエッジの行為を止めさせた。
アーノにはまだやるべき事が残っていたから、今はこんな快感を味わっていたい。
だがそれよりももっと気持ちいい事、そして大事な事のためにアーノは言う「もういいですよ」と。
血の影響か、エッジは従順だった。 ただ『もっと味わっていたかった』という残念そうな顔をしてエッジはアーノの首筋から離れた。
そしてアーノは仕上げと言わんばかりに自分のマントを外し、エッジに頭から被せた。
その瞬間マントはエッジを彼の体全体を包み込めるくらいに大きくなり、完全にエッジを包み込む。
エッジの目の前は暗い赤に包まれる。
(? な、なに? 何!?)
突然マントに体中を包まれ、視界が真っ暗になりエッジは戸惑う。
「怖がらなくていいですよ」
マントを外してエッジにマントを包ませたアーノは、やさしく言いながら右手をマントに触れた。
その瞬間、アーノの金色の指輪のルビーが光り輝いた。
ルビーの魔力がマントに包まれているエッジの体を変え始める。
「ん…ひゃうっ!」
エッジは突然声を上げた。 体にいやらしい感覚が走ったのである。
それと同時に体が火照り始め、次第に体は熱くなっていく。
「ん、んあああっ!」
激しい熱は胸と下半身を中心に体の回りを駆け巡り、細胞を変えていく。
胸は柔らかく膨らみ、下半身の男性器は縮んで女性器へと変化する。
「あっ、あん…はんっ、はぁぁっ!」
体の変化と共にエッジの喘ぎ声も女性のものへと変わっていく。
だが、エッジがそれに気づくのにはまだ時間が必要であった。
エッジの体が男から女に変わる光景はルビーを経由してアーノの頭に伝わっていた。
そのビジョンにアーノは喜びと愉悦を感じた。 大好きな存在が自分が最も望む姿に変わる、その光景が今のアーノにとっては最高の気分であった。
アーノは愛する者の性転換が終わったことをルビーを経由して伝わった。
それが終わるとアーノはルビーの魔力でエッジを包んだマントを外し、元のサイズに戻してから羽織った。
「ふふ…きれいですよ…ご主人さま…」
少年から少女に変わったエッジのあまりの可愛さに頬を赤く染めながら、汗に濡れたエッジのシャツを脱がせる。
かなりの熱さと今までの快感に火照ったのか、シャツを脱がせたエッジの乳首はぴんと勃っていた。
エッジの金色の髪は肩よりも長くなって、体形も胸も性器すらも美しい少女の姿に変わっていた。
彼、いや彼女の姿を見れば誰だって可愛い女の子と思うだろう。 なにしろエッジはそうなったからだ。
「じゃあ、これで仕上げです… これでご主人さまはボクのもの…ボクのけんぞく…」
かなりの熱で意識がくらくらしているエッジの首筋を見て、アーノは吸血本能を刺激する。
そして、エッジの後ろに回って、一対の牙をエッジの首筋に突き立てた。
「ん…んん…ちゅう、ちゅちゅうっ…」
「あっ、ああっ! いい…きもちいいですぅ…アーノ様ぁ…」
あれから…アーノが愛しの主であるエッジの血を吸ってからどのくらいの時間がたったのだろうか?
大好きな主の血を吸い、主の血の味と、血を吸うたびに満たされそうになる満腹感に、そして血を吸う至福を味わうアーノにも、
護衛獣というパートナーに血を吸われ、血を吸われる快感とアーノの眷属へと生まれ変わる幸福を味わうエッジにも分からない。
「もっとぉ…もっとすってぇ…」
エッジは血を吸われながらももっと血を吸って欲しいとうめく。 その瞳は血のように赤くなっていき、犬歯は鋭く伸びて牙といえる形に変わっていく。 瞳は血に餓えている紅に染まっていった。
もうエッジに命が変わることに迷う事はなかった。 彼女はただ、今の快楽を求め続ける。 人間から吸血鬼に変わっていきながらもエッジはアーノに、愛しの主に血を吸われることを望んだ。
昼が近い朝のベルグ邸。
「エッジ、アーノ! あ…さ…」
鍛冶師ベルグの娘タタンは未だ起きないエッジとアーノを起こすために鍛冶師部屋に来たがそこに二人の姿はいなかった。
明かりは点きっぱなしで、ベッドには汗まみれのエッジ用のシャツが置いてあった。 それ以外はいつもの部屋、だけどエッジとアーノはどこにもいなかった。
そしてクリーフ村の村人もエッジとアーノの姿を見た者は誰一人いなかった。 二匹の黒猫もエッジ達と同じように姿を消していた。
数日後…
ある日の真夜中のどこかに迷い子一人。
暗い森に迷い込んだ金色の髪の弱弱しい少女が白い服で困った顔をしていた。
「どうしよう…迷っちゃった…このままじゃお父さんに怒られちゃうよ…」
おどおどとした表情で辺りを見回す少女ミューノは二人の影を見つけた。
一人は十五歳くらいの女の人、もう一人は幼い感じの人型の召喚獣。 二人の頭上に一匹ずつ猫らしきものもいた。
(良かった、あの人たちに道を聞けるかも)
ミューノは人のいる方向に向かって走った。
「す、すいません…ここから出る道を教えて欲しいんですけど」
女の人は金色の長髪で、唇に紫色の口紅をした優しそうな人だった。 瞳の色はワインみたいな紅である。
一方、召喚獣の方は口元に真っ赤な口紅をしている緑色の髪の亜人。 たしかポルル族という亜人だった気がする。 こっちは瞳の色が綺麗な金色。
二人とも黒を基調としたゴスロリを着ていて裏地が赤い黒マントを纏っている。 なんだかペアルックみたいだ。
「ああ…あっちに行けばいいよ 僕達もあっちに行くところだから一緒に行かない?」
「ありがとうございます でも、いいんですか?」
「うん、これから一緒になるんだし」
女性の答えにミューノは違和感を感じた。
「もしかして私の事を知ってるんですか?」
「もちろん君の事は知らないよ、でもこれから永遠の時を過ごすんだし、君の名前を教えてよ」
「知らない? それに永遠の時っていった…」
ミューノはお姉さんの言葉で自分の中の違和感が増していくのを感じた。 だが、それからの言葉は続かなかった。
「ん…ちゅう…ちゅう…」
少女の後ろにいたアーノは少女の首筋に噛み付いて体内の血液を吸っていた。
「アーノ様、僕にも…」
エッジもアーノとは逆の方向の少女の首筋に牙を立てる。 こっちは前方である。
少女は前と後ろから両方の首筋に牙を突き立てられて血を吸われることになった。
「ん…あ…はああっ!」
それから数十分後。
「くふ…うふふ…」
少女は生まれ変わった。 唇にはエッジと同じ色のルージュが彩られ、口には二本の牙が伸びていた。
指先の爪は真っ赤に染まって鋭く尖っていた。
「気分はどうですか?」
「はい、私は今、最高の気分です」
人間の生を奪われた代わりに、永遠の命と眷属としての喜びを手に入れたミューノはその瞼を開く。 瞳の色はエッジと同じ真紅に染まっていた。
ミューノは口元を邪悪に歪ませて、召喚獣、もといアーノの方へ忠誠の体勢をとった。
「この私めを忠実な眷属にしていただき感謝しております 私はミューノ、以後お見知りおきを」
二人にまだ名を名乗っていなかったミューノは、忠誠の体勢はそのままに感謝の言葉と己の名を二人に告げた。
「僕はエッジ アーノ様の最初の僕にしてアーノ様の愛人 覚えておいてね」
「ボクはアーノです これからもよろしくです、ミューノさん」
二人もミューノに向かって己の名を名乗った。 二人とも自分の名前を名乗る事を忘れていた事に気づいていたからである。
「そんなに肩肘張らなくていいですよ これから仲良く暮らすんですし」
アーノは忠誠を誓うミューノに優しく諭す。 アーノはそういう硬い事にこだわるタイプではなかったのだ。
「それだったら、この私にお任せ下さい 私のお友達も吸血鬼にして参ります」
「それは嬉しいです じゃあ、みんなで一緒にいくです」
アーノのふんわりとした明るい言葉に二匹の黒猫が黒い翼を広げてはしゃぎまわる。
実はこの二匹の猫はアーノたちが家を出て行く前に猫をお互いの使い魔に転生させたのだ。
「仰せのままに、アーノ様」
「ご主人さまは前みたいに『アーノ』でいいです しかもこれは前から言ってるですよ?」
「あ、そうだったね…アーノ」
少しだけ怒っているアーノに戸惑って前のような口調に戻ったエッジ、アーノはそれを見てにっこりと笑った。
「じゃあ、行くです。 え、え〜とたしかプロスバンの町ですっけ?」
これから向かう町の名前を忘れてしまい、アーノは「あれ?」といった顔になった。
かつて幼い姿で幾つもの時を過ごした吸血鬼の女王がいた。
彼女は今、アーノの心の中に交わって『生きている』。 厳密に言えば、ルージュと指輪がある限り彼女は宿主の中で行き続ける。
だが、彼女はあえてアーノの中でゆっくりと生きる事にした。 そのせいかアーノは以前よりも賢くなっていった。
今のアーノは吸血鬼として生まれ変わった時の涙を流していない。
アーノは今、昔以上に幸福だった。 主と永遠に生きていく事ができるのだから。
アーノの中に生きる女王もまた、アーノと同じ幸福をアーノの心の中でそれを感じている。 たくさんの同姓を己の眷属にできるのだから。
そして夜は過ぎていく。 けれども夜は終わらない。
END
夕焼けのクリーフ村、から離れたふもとの森
「はぁ〜 あれはどこですかぁ…」
レシィはしょんぼりしながら森の中を回る。 未だにあのルージュは見つかっていないのである。
自分の『力』でなんとか空腹と渇きは癒しているが、精神は大分参っていた。
「はぁ… もう帰ろうか…」
レシィはうるりと涙を流しながらせめて最後にと森を回る事にした。
しかし、結局ルージュと指輪は見つかることなく、レシィはアメルとの集合場所に向かう事にしたのだった。
Fin
以上でおしまい。 某作品の人物は『サモンナイトクラフトソード物語 はじまりの石』のミューノでした。(なんでミューノかというと、クラフトソードシリーズのキャラだからw)
20日にあげようと思っていたら思ったより難航してしまいました。 描写も大分…だし…
余談ですがタタン悪魔化も考えていましたが中止しました。 体力が持たないので…
これで書きたい版権ものは一通り書き終えたので、来月からオリジナルメインに入る事にいたします。
それではありがとうございました。
これを読む前にまず『その瞳は月のように…』から見ることをオススメします。
作品 サモンナイトクラフトソード物語2
堕ち対象 エッジ・コルトハーツ 某作品からの人物(はじ○りの○)
性転換 吸血鬼化
かつて幼い姿で幾つもの時を過ごした吸血鬼の女王がいた。
男性よりも女性を愛した彼女は、気に入った男性を魔力で女性に変え、自分のしもべ、あるいは愛人にした。
しかし、魔力を欲した者の策略によって心臓を貫かれた。
彼女は死に際に自分の魂と血を持っていたルージュに込め、魔力を指輪に閉じ込めた。
それからいくつもの時が流れた。
真夜中のクリーフ村、ベルグ邸の地下にある大きな鍛冶部屋。
そのベッドの上でエッジは黒いマントを纏ったゴスロリの亜人に押し倒されていた。
それはまるで強情な男性に襲われる少女のようであった。
ゴスロリの亜人はベッドに倒れているエッジの両腕をガシリと握り締め、自分の両腕でエッジの腕を支配しようとする。
エッジはこのままではまずいと両手を組んで抵抗した。
「どうして…アーノぉっ!」
アーノと呼ぶその亜人はエッジの護衛獣である。
だが、今のアーノはエッジの問いを無視し、妖艶の笑みを浮かべてゆっくりと襲う。
「どうしてって、ご主人さまが好きだからですよ?」
アーノはエッジの蒼い瞳を見つめそう答えた。
「う…」
エッジはアーノの金色の瞳に次第に魅了されていく…
アーノがこの部屋に『戻ってきた』のは数分前であった。
その数分前、明かりのついた鍛冶部屋でエッジはベッドですやすやと眠っていた。
「ん…はぁ… もしかしてねむってたかな?」
それから目を覚まし、眠い目を擦りながら起き上がった。
今何時だろうか? エッジは今の時間を調べるために外に出ようとする。 その時、
部屋の扉が開く音が、いや、扉が開いてそこから人が現れた。
「…?」
黒いゴスロリ調の服に黒いマントを纏った、アーノほどの金色の瞳の子供だった。
しかし、唇には子供にはするには早すぎる紅いルージュがされている。
「だ、だれ?」
見たことのない服を、いや、姿をした子供に一瞬戸惑う。
だが、子供の緑色の髪、獣人と思われる耳、そして耳と同じ色の尻尾にはエッジにも見覚えがある。
亜人ということには間違いないが、寝ぼけているエッジはその亜人似ている誰かを思い出せない。
「ご主人さま、何を言ってるですか? ボクはアーノですよ?」
その亜人はキョトンとした声でエッジに答えた。
「あ…」
『ご主人さま』と『アーノ』、そして語尾の「です」に自分の護衛獣を思い出した。
言われてみれば緑色の髪と耳と尻尾や赤いマフラー(赤いというより紅いの方が正しい気がするが)や
マフラーに付いている鈴(左右にコウモリの翼らしきものが付いているが)はどう見てもアーノのものだ。
アーノの姿をきっちり見たエッジは頭を左右に振って眠気を振り払った。
「あ、あ〜 ゴメン! あまりにも雰囲気違ってて思い出せなかった …って……ええっ!」
その亜人がアーノということを知ってホッとする前に驚愕した。
以前のアーノの瞳は金ではなく宝石のような翠色だったのだ。 いや、鈴の左右に黒い翼が付いていたり、マフラーが血の色みたいに真っ赤なのも気になる。
アーノが家を出てからこの部屋に戻るまでに瞳の色や衣服が簡単に変わるものだろうか? と言うよりも服はともかく瞳の色はいとも簡単に変えられるのか?
答えはノーだ。 そもそもアーノは風と話すために外に出たのだ。 じゃあ何で?
「ご主人さま なんだかグルグルしてるですけど大丈夫ですか?」
アーノはキョトンとした顔で、エッジの前に近寄り問いかける。
「え? ああ……って、うわぁっ!」
エッジは目の前にいるアーノに驚いてベッドに後ろから倒れた。
「ご主人さま…ボクの事、大好きですか?」
「な、何なの突然」
アーノはベッドに倒れたエッジに近づき問いかけた。 突然の質問にエッジはベッドから立ち上がりながら戸惑う。
「ボクはご主人さまの事が大好きです だから…」
「ご主人さまをボクと同じにしてあげるです」
アーノは口元から牙を覗かせて妖しく笑ってそう言った。
そして、今…
アーノの瞳に魅入られたエッジの蒼い瞳から光が失せていく。 瞳の光と共に思考や抵抗心も消えていった。
(なんだろう…アーノの目を見てると頭がぼうってなる…… なにもかんがえられない…)
アーノは光が消えていくエッジの瞳を見つめながら、優しくゆっくりとエッジの腕から手を放した。
「大丈夫です 気持ちよくするですから…」
エッジの体を無防備な状態にし、アーノはエッジのパジャマのボタンをゆっくりと外し、上部パジャマを脱がした。
パジャマの下は白いシャツであったが、アーノはそれよりもルージュで真紅に染まった口元をエッジの首筋に近づける…
「…ご主人さま……」
アーノは大好きな主の耳元で小さく囁き、主の首筋を舌でなぞった。
首筋に牙を埋めれば後は簡単だった。
(こ…これが…ご主人さまの……)
(う…あ、うああっ! 気持ちいい…感じる…)
エッジの首に噛み付いたアーノは初めて味わう血の味に、アーノに噛まれたエッジは血を吸われるたびに感じる快感に、お互い酔いしれていった。
アーノの瞳から発せられた魔力に思考を奪われ、精神的な抵抗すらもできないまま、血を吸われる快感を喰らったエッジは吸われる途中で思考を取り戻した。
だが、アーノの吸血によって生じる快感によって抵抗を見せられなくなっていった。
それがまずい事だと、はやくしてこの状態を脱しなければということを頭の中のどこかで理解していても、
首筋から送られる倦怠感、喪失感、そして快感がこの瞬間を『至福』であると本能が感じてしまった。
アーノが血を吸い始めてまだ一分しか経ってはいなかったが、吸血鬼になりたてのアーノの吸血はエッジからほとんどの量の血を吸い取り、血を吸った対象に依存症に陥るような快楽を送り込んだ。
「あっ…ふあっ!」
そんな中、突然アーノはエッジの首筋から牙を抜く。 血を吸われる感覚をいきなり取られてか、エッジは繊細な声を上げた。
「ど、どうして…」
涙目でアーノを見つめるエッジの目は「どうして終わらせたの?」と言わんばかりに欲求を秘めた目であった。
「まだ、あわてちゃ…駄目ですよ…」
エッジとは違った理由で、エッジと同じように快感に蕩けたアーノは自分の鋭い爪で首筋を裂いて一つの線のような傷を作った。
「ここ…吸ってください……」
と、アーノは傷のある首筋に指を指した。
「う、うん…」
もちろんエッジにはまだ牙はない、だがエッジは唾を飲み込んで頷いた。
そしてエッジは少しだけ戸惑いながらアーノの首筋の傷口に顔を近づけ、舌を這わす。
エッジの舌とアーノの血が舌で触れ合った瞬間、エッジの脳に電撃が走った。
「!!?」
アーノに噛まれたのと似て非なる感覚、それが舌から体全体にある思考を芽生えさせた。
首筋を舐められたアーノもエッジの血を吸ったときとは別の快感を味わった。
「ふ…はぁ…むぅ…ちゅ…ちゅぱ…」
「は、ああ…ひぃ…ひはぁ…」
『吸血』という麻薬のような快楽にに心を奪われ、一晩で何かが変わった大事なパートナーの血という甘い禁断の果実を味わったエッジは、
獣のように首筋を舐め取り、吸い上げてその甘美な血を味わう。 血の味は今のエッジには説明できないが、美味しい不味いとは別の味であった。
(あまい……)
好きな人に自分の首筋を舐められ、チュウチュウと吸われる快感に今度はアーノが踊らされる。
だが、甘美な愉悦に堕ちゆくエッジとは対照的にアーノはエッジの行為を止めさせた。
アーノにはまだやるべき事が残っていたから、今はこんな快感を味わっていたい。
だがそれよりももっと気持ちいい事、そして大事な事のためにアーノは言う「もういいですよ」と。
血の影響か、エッジは従順だった。 ただ『もっと味わっていたかった』という残念そうな顔をしてエッジはアーノの首筋から離れた。
そしてアーノは仕上げと言わんばかりに自分のマントを外し、エッジに頭から被せた。
その瞬間マントはエッジを彼の体全体を包み込めるくらいに大きくなり、完全にエッジを包み込む。
エッジの目の前は暗い赤に包まれる。
(? な、なに? 何!?)
突然マントに体中を包まれ、視界が真っ暗になりエッジは戸惑う。
「怖がらなくていいですよ」
マントを外してエッジにマントを包ませたアーノは、やさしく言いながら右手をマントに触れた。
その瞬間、アーノの金色の指輪のルビーが光り輝いた。
ルビーの魔力がマントに包まれているエッジの体を変え始める。
「ん…ひゃうっ!」
エッジは突然声を上げた。 体にいやらしい感覚が走ったのである。
それと同時に体が火照り始め、次第に体は熱くなっていく。
「ん、んあああっ!」
激しい熱は胸と下半身を中心に体の回りを駆け巡り、細胞を変えていく。
胸は柔らかく膨らみ、下半身の男性器は縮んで女性器へと変化する。
「あっ、あん…はんっ、はぁぁっ!」
体の変化と共にエッジの喘ぎ声も女性のものへと変わっていく。
だが、エッジがそれに気づくのにはまだ時間が必要であった。
エッジの体が男から女に変わる光景はルビーを経由してアーノの頭に伝わっていた。
そのビジョンにアーノは喜びと愉悦を感じた。 大好きな存在が自分が最も望む姿に変わる、その光景が今のアーノにとっては最高の気分であった。
アーノは愛する者の性転換が終わったことをルビーを経由して伝わった。
それが終わるとアーノはルビーの魔力でエッジを包んだマントを外し、元のサイズに戻してから羽織った。
「ふふ…きれいですよ…ご主人さま…」
少年から少女に変わったエッジのあまりの可愛さに頬を赤く染めながら、汗に濡れたエッジのシャツを脱がせる。
かなりの熱さと今までの快感に火照ったのか、シャツを脱がせたエッジの乳首はぴんと勃っていた。
エッジの金色の髪は肩よりも長くなって、体形も胸も性器すらも美しい少女の姿に変わっていた。
彼、いや彼女の姿を見れば誰だって可愛い女の子と思うだろう。 なにしろエッジはそうなったからだ。
「じゃあ、これで仕上げです… これでご主人さまはボクのもの…ボクのけんぞく…」
かなりの熱で意識がくらくらしているエッジの首筋を見て、アーノは吸血本能を刺激する。
そして、エッジの後ろに回って、一対の牙をエッジの首筋に突き立てた。
「ん…んん…ちゅう、ちゅちゅうっ…」
「あっ、ああっ! いい…きもちいいですぅ…アーノ様ぁ…」
あれから…アーノが愛しの主であるエッジの血を吸ってからどのくらいの時間がたったのだろうか?
大好きな主の血を吸い、主の血の味と、血を吸うたびに満たされそうになる満腹感に、そして血を吸う至福を味わうアーノにも、
護衛獣というパートナーに血を吸われ、血を吸われる快感とアーノの眷属へと生まれ変わる幸福を味わうエッジにも分からない。
「もっとぉ…もっとすってぇ…」
エッジは血を吸われながらももっと血を吸って欲しいとうめく。 その瞳は血のように赤くなっていき、犬歯は鋭く伸びて牙といえる形に変わっていく。 瞳は血に餓えている紅に染まっていった。
もうエッジに命が変わることに迷う事はなかった。 彼女はただ、今の快楽を求め続ける。 人間から吸血鬼に変わっていきながらもエッジはアーノに、愛しの主に血を吸われることを望んだ。
昼が近い朝のベルグ邸。
「エッジ、アーノ! あ…さ…」
鍛冶師ベルグの娘タタンは未だ起きないエッジとアーノを起こすために鍛冶師部屋に来たがそこに二人の姿はいなかった。
明かりは点きっぱなしで、ベッドには汗まみれのエッジ用のシャツが置いてあった。 それ以外はいつもの部屋、だけどエッジとアーノはどこにもいなかった。
そしてクリーフ村の村人もエッジとアーノの姿を見た者は誰一人いなかった。 二匹の黒猫もエッジ達と同じように姿を消していた。
数日後…
ある日の真夜中のどこかに迷い子一人。
暗い森に迷い込んだ金色の髪の弱弱しい少女が白い服で困った顔をしていた。
「どうしよう…迷っちゃった…このままじゃお父さんに怒られちゃうよ…」
おどおどとした表情で辺りを見回す少女ミューノは二人の影を見つけた。
一人は十五歳くらいの女の人、もう一人は幼い感じの人型の召喚獣。 二人の頭上に一匹ずつ猫らしきものもいた。
(良かった、あの人たちに道を聞けるかも)
ミューノは人のいる方向に向かって走った。
「す、すいません…ここから出る道を教えて欲しいんですけど」
女の人は金色の長髪で、唇に紫色の口紅をした優しそうな人だった。 瞳の色はワインみたいな紅である。
一方、召喚獣の方は口元に真っ赤な口紅をしている緑色の髪の亜人。 たしかポルル族という亜人だった気がする。 こっちは瞳の色が綺麗な金色。
二人とも黒を基調としたゴスロリを着ていて裏地が赤い黒マントを纏っている。 なんだかペアルックみたいだ。
「ああ…あっちに行けばいいよ 僕達もあっちに行くところだから一緒に行かない?」
「ありがとうございます でも、いいんですか?」
「うん、これから一緒になるんだし」
女性の答えにミューノは違和感を感じた。
「もしかして私の事を知ってるんですか?」
「もちろん君の事は知らないよ、でもこれから永遠の時を過ごすんだし、君の名前を教えてよ」
「知らない? それに永遠の時っていった…」
ミューノはお姉さんの言葉で自分の中の違和感が増していくのを感じた。 だが、それからの言葉は続かなかった。
「ん…ちゅう…ちゅう…」
少女の後ろにいたアーノは少女の首筋に噛み付いて体内の血液を吸っていた。
「アーノ様、僕にも…」
エッジもアーノとは逆の方向の少女の首筋に牙を立てる。 こっちは前方である。
少女は前と後ろから両方の首筋に牙を突き立てられて血を吸われることになった。
「ん…あ…はああっ!」
それから数十分後。
「くふ…うふふ…」
少女は生まれ変わった。 唇にはエッジと同じ色のルージュが彩られ、口には二本の牙が伸びていた。
指先の爪は真っ赤に染まって鋭く尖っていた。
「気分はどうですか?」
「はい、私は今、最高の気分です」
人間の生を奪われた代わりに、永遠の命と眷属としての喜びを手に入れたミューノはその瞼を開く。 瞳の色はエッジと同じ真紅に染まっていた。
ミューノは口元を邪悪に歪ませて、召喚獣、もといアーノの方へ忠誠の体勢をとった。
「この私めを忠実な眷属にしていただき感謝しております 私はミューノ、以後お見知りおきを」
二人にまだ名を名乗っていなかったミューノは、忠誠の体勢はそのままに感謝の言葉と己の名を二人に告げた。
「僕はエッジ アーノ様の最初の僕にしてアーノ様の愛人 覚えておいてね」
「ボクはアーノです これからもよろしくです、ミューノさん」
二人もミューノに向かって己の名を名乗った。 二人とも自分の名前を名乗る事を忘れていた事に気づいていたからである。
「そんなに肩肘張らなくていいですよ これから仲良く暮らすんですし」
アーノは忠誠を誓うミューノに優しく諭す。 アーノはそういう硬い事にこだわるタイプではなかったのだ。
「それだったら、この私にお任せ下さい 私のお友達も吸血鬼にして参ります」
「それは嬉しいです じゃあ、みんなで一緒にいくです」
アーノのふんわりとした明るい言葉に二匹の黒猫が黒い翼を広げてはしゃぎまわる。
実はこの二匹の猫はアーノたちが家を出て行く前に猫をお互いの使い魔に転生させたのだ。
「仰せのままに、アーノ様」
「ご主人さまは前みたいに『アーノ』でいいです しかもこれは前から言ってるですよ?」
「あ、そうだったね…アーノ」
少しだけ怒っているアーノに戸惑って前のような口調に戻ったエッジ、アーノはそれを見てにっこりと笑った。
「じゃあ、行くです。 え、え〜とたしかプロスバンの町ですっけ?」
これから向かう町の名前を忘れてしまい、アーノは「あれ?」といった顔になった。
かつて幼い姿で幾つもの時を過ごした吸血鬼の女王がいた。
彼女は今、アーノの心の中に交わって『生きている』。 厳密に言えば、ルージュと指輪がある限り彼女は宿主の中で行き続ける。
だが、彼女はあえてアーノの中でゆっくりと生きる事にした。 そのせいかアーノは以前よりも賢くなっていった。
今のアーノは吸血鬼として生まれ変わった時の涙を流していない。
アーノは今、昔以上に幸福だった。 主と永遠に生きていく事ができるのだから。
アーノの中に生きる女王もまた、アーノと同じ幸福をアーノの心の中でそれを感じている。 たくさんの同姓を己の眷属にできるのだから。
そして夜は過ぎていく。 けれども夜は終わらない。
END
夕焼けのクリーフ村、から離れたふもとの森
「はぁ〜 あれはどこですかぁ…」
レシィはしょんぼりしながら森の中を回る。 未だにあのルージュは見つかっていないのである。
自分の『力』でなんとか空腹と渇きは癒しているが、精神は大分参っていた。
「はぁ… もう帰ろうか…」
レシィはうるりと涙を流しながらせめて最後にと森を回る事にした。
しかし、結局ルージュと指輪は見つかることなく、レシィはアメルとの集合場所に向かう事にしたのだった。
Fin
以上でおしまい。 某作品の人物は『サモンナイトクラフトソード物語 はじまりの石』のミューノでした。(なんでミューノかというと、クラフトソードシリーズのキャラだからw)
20日にあげようと思っていたら思ったより難航してしまいました。 描写も大分…だし…
余談ですがタタン悪魔化も考えていましたが中止しました。 体力が持たないので…
これで書きたい版権ものは一通り書き終えたので、来月からオリジナルメインに入る事にいたします。
それではありがとうございました。
コメント
[C72]
- 2008-08-28 02:13
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いじはち様の本来の実力が発揮された作品だと思いますよ。
この作品が完成するまでの産みの苦しみは、生半可ではなかったと思われます。それだけ、読み易く洗練されてますから。
これからも、こんな作品を望んぢゃ駄目ですか?