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迷子の子ヤギ 飼い主だーれ

2009年05月15日

写真

松江署員に草を食べさせてもらう子ヤギ=14日午後、松江市袖師町

◆松江署保護 国道431号一時渋滞◆

 松江署は13日夜、生後数カ月とみられる体長約60センチのメスの子ヤギを落とし物として保護した。同署会計課の拾得物の担当者は「ヤギの落とし物なんて聞いたことがない」。同署はペットが逃げ出したか捨てられた可能性が高いとみて飼い主を捜している。

 同署などによると、13日午後7時5分ごろ、松江市福原町の国道431号の路上に「ヤギがいる」との110番通報があり、駆けつけた署員が、近くに住む会社員の男性(30)に捕まえられたヤギを引き取った。

 男性によると、ヤギはメーメーと鳴きながら国道を行ったり来たりしたため、一時は数百メートルの渋滞が発生。脇道に入ったところで男性が近づくと、人なつっこそうに近寄ってきたという。男性は「すごい速さで国道を走っていて、最初は犬か猫かと思った。まさかヤギがいるとは」と驚いた様子だった。

 パトカーで同署に運ばれたヤギは、飼い主が見つかるまで動物に詳しい県警OBの自宅で飼育してもらうことが14日、決まった。(大野正智)

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