千葉の６５歳女性がＡ型陽性  １２日に米国から帰国

　千葉県は１６日、米国から帰国した県内在住の女性（６５）が新型インフルエンザの簡易検査でＡ型の陽性反応を示したと発表した。県衛生研究所で詳細（ＰＣＲ）検査を実施し、同日中に結果が出る見通し。

　県によると、女性は５日から米国のシカゴやボストンなどを旅行し、１２日に成田空港に到着した。１４日夕方から発熱があり、１５日に同県松戸市内の感染症指定医療機関を受診。簡易検査で陰性反応だったが、１６日に再度簡易検査したところ、Ａ型の陽性反応が出た。

　女性は１６日現在、３８度以上の発熱があり、この医療機関に入院している。