投票出来ないはがゆさ、民主代表選見守る各地の党員
5月16日11時22分配信 読売新聞
16日午前に告示され、午後には新たな「党の顔」が決まる民主党代表選。小沢代表の辞任表明からわずか5日間の“駆け足選挙”に、「せめてあと2、3日あれば地元の声も反映できたのに」との不満も漏れる中、各地の党員やサポーターは新代表誕生の行方を見守った。
党員らが投票できないことを受け、約1600人の党員やサポーターに対してはがきと電話による予備調査を実施した民主党福井県連。16日午前に県連代表の笹木竜三衆院議員に結果を伝えた。だが、その結果は予備調査の協力者にも知らされていない。団体職員の男性サポーター(43)は「各県連に2、3票持たせて集約する方法もあったはず」と納得できない様子。
秋田県連も国会議員秘書や県連幹部らが手分けして県内約1400人を対象に調査をした。サポーター歴1年の能代市の女性(63)は「サポーターは会費を払うためだけに存在しているのか」と憤った。
約3000人に調査した岡山県連では、16日未明までかけて集計した結果を同県選出の国会議員にメールで伝えた。党員の岡山市南区、会社員山本計至さん(39)は「私たちの意見もきちんと生かしてもらわないと、士気が下がりかねない」と苦言を呈した。
読売新聞が12日に行ったアンケートに、新代表にふさわしい人として、鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表以外の国会議員の名を挙げた愛知県連の杉岡和明幹事長は、駆け足の代表選日程に異議を唱える。「あと1〜2週間かけることはできたし、時間があれば若手が出てきて面白い代表選になった」
東京都品川区のサポーター、内藤昌靖さん(68)は「せめて2、3日延ばしてほしかった」。札幌市内の男性党員(60)も「国会議員が地元に戻って説明する余裕があれば良かった」と話した。
岡田副代表の地元・三重県。四日市市の元労組役員の党員、安藤進之(のぶゆき)さん(68)は「岡田さんを勝たせまいとして、きつい日程を組んだのでは」と不信感を口にした。
一方、小沢代表の地元・岩手県奥州市に住む党員の自営業男性(70)は「自分たちが選んだ国会議員が投票するのだから、結果は受け入れる」と話し、東京都世田谷区の党員、矢忠寿さん(87)も「国会会期中に、手間のかかる党員投票までは必要ない」と話していた。
党員らが投票できないことを受け、約1600人の党員やサポーターに対してはがきと電話による予備調査を実施した民主党福井県連。16日午前に県連代表の笹木竜三衆院議員に結果を伝えた。だが、その結果は予備調査の協力者にも知らされていない。団体職員の男性サポーター(43)は「各県連に2、3票持たせて集約する方法もあったはず」と納得できない様子。
秋田県連も国会議員秘書や県連幹部らが手分けして県内約1400人を対象に調査をした。サポーター歴1年の能代市の女性(63)は「サポーターは会費を払うためだけに存在しているのか」と憤った。
約3000人に調査した岡山県連では、16日未明までかけて集計した結果を同県選出の国会議員にメールで伝えた。党員の岡山市南区、会社員山本計至さん(39)は「私たちの意見もきちんと生かしてもらわないと、士気が下がりかねない」と苦言を呈した。
読売新聞が12日に行ったアンケートに、新代表にふさわしい人として、鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表以外の国会議員の名を挙げた愛知県連の杉岡和明幹事長は、駆け足の代表選日程に異議を唱える。「あと1〜2週間かけることはできたし、時間があれば若手が出てきて面白い代表選になった」
東京都品川区のサポーター、内藤昌靖さん(68)は「せめて2、3日延ばしてほしかった」。札幌市内の男性党員(60)も「国会議員が地元に戻って説明する余裕があれば良かった」と話した。
岡田副代表の地元・三重県。四日市市の元労組役員の党員、安藤進之(のぶゆき)さん(68)は「岡田さんを勝たせまいとして、きつい日程を組んだのでは」と不信感を口にした。
一方、小沢代表の地元・岩手県奥州市に住む党員の自営業男性(70)は「自分たちが選んだ国会議員が投票するのだから、結果は受け入れる」と話し、東京都世田谷区の党員、矢忠寿さん(87)も「国会会期中に、手間のかかる党員投票までは必要ない」と話していた。
最終更新:5月16日12時35分
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